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「っ、ユウキ!?」
私は咄嗟に逃げた。…がすぐ捕まった。
「何があった。」
「別に何も?ユウキこそどうしたの?」
「買い出し。」
まさかの同じ。
「そ、そっかぁ。同じだね」
「うん、同じだ。ほら、じゃあ一緒にいこ??」
「……うん」
あれ??ユウキってこんなにでっかいっけ?
なんか大人っぽくなった??
「あれ??A……とユウキ?」
「涼介?!?!」
「や、そんな驚く?」
涼介は私に疑いの目を向けた。
私は全力で首を振った。
「ぶふっ笑わかった、わかった。言うかもだけど言わないでおくよ」
出た!!涼介の悪魔の笑み。
「そういえば大ちゃんは?」
「え?私の家だけど」
するとユウキは過剰に反応した。
「家?!?!おい、付き合ってんのか」
「なんでそこまで気にする!!」
いや、待った。
なんで涼介が突っ込む。
「いや、俺一応お前らのマネだし」
「えっ?!そうなの」
「だから昨日いっただろ。あぁ、もういい。早くいくぞ」
「え、ちょ。」
ユウキは私の手を引いて早足でコンビニへ足を運んだ。
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作者名:aritapi | 作成日時:2021年2月22日 1時