5. ページ5
＊＊
ジョンさんに、２階席まで案内してもらった。
高そうなカーテンをめくってもらい中に入ると、2つの椅子の間にテーブル、そして真っ直ぐステージを見下ろす形になっていて物凄く見やすい。
おそらく受賞者のアーティストさん達が座るであろう前何列かはまだ空いていて、それ以外の人はほとんど揃ってるようだ。
スタッフ ｢お飲み物をお持ちいたします。何がよろしいでしょうか｣
パパ ｢じゃあコーヒーを｣
A ｢あ、じゃあ紅茶を…砂糖は多めでお願いします｣
スタッフ ｢かしこまりました。直ぐに持って来ますので、少々お待ちください｣
パパと2人で椅子に座る。うん、この椅子なかなかいい感じ。
パパ ｢うーん、まだアーティストは来てないみたいだね｣
A ｢そうですね…ところで、今日の出演者の方々を私はまだ知らないんだけど…｣
パパ ｢あぁ！そうだったね。Aにも見せるべきだったよ、これ、パンフレットだよ｣
A ｢ありがとうございます｣
テイラーさんやアリアナさんは出演されるのかな…
なんて思いながらパンフレットを開いた
上から順に名前を見ていく…が、トイレに行きたくなってきて、、
A ｢…すみません、お手洗いに行きたいんですが…｣
パパ ｢トイレ？トイレは外にいるジョンに聞いておいで｣
カーテンを開けるためのスタッフの人にカーテンを開けてもらい外へ出る
A ｢ジョンさん！すみません、お手洗いの場所をお聞きしたいのですが…｣
ジョン ｢お嬢様。申し訳ありません…この近くにお手洗いがございませんので、先程いらっしゃった控え室の下の階にはございますので、そちらで｣
A ｢はい、ありがとうございます｣
ジョン ｢お嬢様、誰か一人お付きの者は…｣
だからどの時代のお姫様なの…
A ｢いいえ笑 私一人で行けます｣
ジョンさんから足早に離れて来た道を戻る。大丈夫、方向音痴ではないから。
それにしてもトイレまで遠すぎ。あまり紅茶は飲み過ぎないようにしておこう
さっきいたVIPルームを横切りエレベーターを通り過ぎて階段から下の階へ行く。
下の階へ降りると、一風変わってって訳でもないけど、VIPルームがあるような階とは結構違った。
それでもこの会場、全体的に綺麗だからきっとトイレも綺麗だろう。
私は目がいい方なので、遠くまで見える。目的の場所まではあと少し。
あの横へ曲がる道を通り過ぎたらトイレだ。
ﾄﾞﾝｯ＿_
＊＊＊
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 880人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
こばと(プロフ) - アリスさん» コメントありがとうございます！！いえ、私も同じです…笑 新曲のMVを見た時は、1人で発狂しました！！笑笑 (2019年4月13日 20時) (
レス) id: 6a1b5b35fb (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - めっちゃ面白い！ライブ映像とか見ると興奮して発狂するのは私だけなのだろうか←ｼﾞｮﾝｸﾞｸｵｯﾊﾟｧｧｧｧｧｧｧｧｧ!!ｼｭｶﾞｻｧｧｧｧｧｧｧｧｧ(( (2019年4月5日 16時) (レス) id: 4df22a9414 (このIDを非表示/違反報告)
こばと(プロフ) - 真緒さん» コメントありがとうございます！本当にその通りです笑 推しは一日中見ても飽きないですよね！これからも更新頑張りますので、最後までお付き合いください！！ (2019年4月4日 20時) (レス) id: 6a1b5b35fb (このIDを非表示/違反報告)
真緒 - カメラロールとか一日中見てられますよね笑 (2019年4月3日 4時) (レス) id: d8ce241943 (このIDを非表示/違反報告)
真緒 - このお話のタイトルを画面の向こうの我が推しに叫びましたよ。……無理、やばい、尊い。全くその通りでございます笑 更新楽しみにしてます！頑張ってください！！ (2019年4月3日 3時) (レス) id: d8ce241943 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：こばと | 作成日時：2019年3月25日 13時
