プロローグ No.2 ページ3
「ん〜? ん〜?」
ヨグ・ソトース……否、
「……大丈夫か?」
「んにゃ! 大丈夫大丈夫」
「何はともあれ、その外の元凶ってのを潰せば良いんでしょ? 簡単よ」
いつの間にか片手に拳を握り締め、掃除をするために使われていた箒はどこか……
「えぇ。嗚呼そうそう、云い忘れていたのだけれど、外の鬼を倒している集団がいるわ」
「それが何よ」
「それに混ざりなさい」
「は?」
声が上がる。大妖怪とも称される八雲なら、
不満げそうに肩を落とす博麗を余所目に、八雲は話を続ける。
「只の集団ごときが鬼を倒しているだけでも問題なのよ。元は人間ですし。だからね、それらをしていても長年バレていない鬼殺隊にいなさいってこと」
「…………わかったわよ」
これで始まる。鬼と刀が弾き、幻想が流れるこの物語が
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