TOP5になりましょうや的な？Ⅱ (ページ46)

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帰路 ky.side ページ46

末永く、ね。
なんかプロポーズみたい。
まあ本人は無自覚なんだろうけど。
てかうっしーすげー顔真っ赤。

キ「…うっしー今のどう思う」

興味本位で聞いてみる。
探り入れてみないと本心なんてわかんないから。

牛「は」

案の定口開けて聞き返してきた。

レ「末永くやってさ」

しかもレトさんまで乗っかって来た。
からかうのは楽しいなやっぱ。

牛「無自覚だろどーせ」
キレ「だよね/やんな」

反射的に言っちゃった。
あ〜やっぱり無自覚だよなー。
天然なのか策士なのかマジでよくわかんないよなA。
今回はどうやら天然みたいだけど。

ティロン♪

キ「あ、ガッチさん」

LINE返信来た。
さっきうっしーの事言ったとこだからそれかな。

天才猫うっしー戻ったもどったよがっさんもどった記憶もどったよかったあああああああ
ガッチさんよかった、ほんとに良かった。
すぐ行くから待ってて

レ「ガッチさんなんて？」
「え、ガッチさん？」
キ「うん、ガッチさん来るって」

そう言いながらトーク画面を見せる。

レ「そか、ほんなら病室戻ろか」
牛「おお、じゃ出てて。俺ら会計あるし」
キ「分かった」

あ、なんか食ったんだ。
…皿あるなそういえば。
気にしてる余裕がなかった。

「あ、会計なら任しといて。今日はイケメンA様の奢り」
牛「え、今日雪の予報だっけ」
キ「いや、豪雨だったかも」
「はっ倒すぞお前ら」
レ「ファイッ」
「round1！ちゃうねん」

いつも通りのノリツッコミしてるし今日は槍が降る訳でもなさそうか。
…洗濯物一応取り込んどいたら良かった。

牛「じゃあお言葉に甘えて。先戻ってる」
「はーい」

俺達はそのままカフェを出て帰路に着く。
う、寒い。

牛「悪いなキヨ、押してもらって」
キ「ん？別にいいよ、手疲れるだろうし」

うっしーは車椅子を押す俺に話しかける。
レトさんはうっしーの横に歩いてる。

牛「…てか、お前らよくいるとこ分かったな」
キ「え？」
牛「いや、カフェだけが選択肢じゃなかったよな？」
レ「あーそうやね」
牛「手当り次第探したの？」
キ「いや、1発で来たよ」

まあ、それはね。
俺達の絆っていうか。

レ「へへへ、俺らならテレパシーくらいは」
キ「覇気で分かるから」
牛「なんかマジシャンと覇王色の使い手居て怖い」

そんなこんなと話しているうちに病棟に到着。

キ「よいっしょと」

段差はちょっと前輪浮かせなきゃだから力いるなこれ。
廊下入っても割と寒い。