三代目のイケメン美女 2

UMP ページ22

東京公演最終日


ステージ上に1人、ツアジャを着てあぐらをかくA


A｢やっと終わりかぁ、もう終わりかぁ｣


東京10daysの今日、Aには大きな役割があった


A【いろんな意味でサプライズになるんだろうな】






そのころ、楽屋では


直人｢あれ？Aは？隆二は母校行ってるけど｣

広臣｢ステージに居ますよ｣

健二郎｢あぐらかいて、無になってます｣

直己｢何か、朝からおかしいよな｣

ELLY｢元気ないっすよね｣

剛典｢俺、見てきます｣


と、出ていく岩田


直人｢登坂いいの？｣笑

広臣｢何でっすか｣笑

直己｢分かってるからな｣

健二郎｢取られるでー？｣笑


と、さんざん弄られる登坂



剛典｢A｣

A｢ん？どした｣

剛典｢隣、いい？｣

A｢おう、座んな｣

剛典｢……今日元気ないね｣

A｢今日で東京公演終わっちゃうしね｣

剛典｢あー確かにね｣

A｢まぁ、まだUMPは続くけど。東京は今日で最後だし｣

剛典｢うん｣

A｢………よっしゃ、行くか｣

剛典｢おう｣

A｢今日もかまそうね、剛典｣

剛典｢Aもね｣


Aは剛典の髪をｸﾞｼｬｸﾞｼｬにして笑顔でステージを降りた


剛典【なんっか、引っかかるんだよな】








そして、開演10分前

直人｢それでは、東京公演ファイナル！かましましょう！3！2！1！｣

『『『『Do it !!!』』』』


ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ


1人1人ハイタッチを交わしながら、ステージへ向かって行く

メンバーやPKCZの皆が出ていった後、HIRO、スタッフの元で会議が行われる

その中心となる人物は


A｢今までありがとうございました。今日も、これからもよろしくお願いします｣



決心した力強い眼差しの 花森A



HIRO｢感謝を言うのはまだ早いだろ。あと1年あるんだから。とりあえず、今日は楽しめ｣


A｢ありがとうございます。HIROさん、スタッフの皆さん、お願いします！｣


『『『『はい！』』』』






UNKNOWN METROPOLIZ 東京公演最終日 の

開幕となった

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