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貴｢悠馬…｣
野｢ん？｣
あの後Aに1発殴られた
少し痛いけど耐えれる痛みだった
謝りながらも手当してくれた
貴｢あのさ…私…イタリア行くでしょ…？｣
野｢うん｣
貴｢…嫌 ってと言うよりは…
もし帰ってこなかったら…私の事…忘れて…｣
野｢な…！｣
貴｢これは君のためだ…！
1人のために過去に囚われて生きる君を見たくない｣
そう言うAは泣きそうな顔をしていた
野｢A…｣
貴｢ほんとに…お願い…悠馬…｣
服をぎゅっと掴むAの姿は
母親に甘える小さな子の姿に見えた
野｢A…｣
服を掴んでいる手を引く
貴｢…わっ…！｣
そして僕の胸にAの顔が来た
貴｢…悠馬…？｣
野｢分かった…君の言葉を飲むよ｣
貴｢うん…ありがとう｣
そうは言ったけどそんなのは表向きだ
忘れるわけが無い
貴｢…｣
Aをそっと抱き締める
貴｢…悠…？｣
野｢Aは柔らかいね…｣
ふとAの匂いが僕の鼻をかすめる
甘ったるい匂いじゃなくて優しい匂いだった
野｢前にもこんなことあったね｣
貴｢決勝戦あたりにあったね…｣
話している光景がフラッシュバックする
あの時はAは泣いていた
そして今は泣いていない
貴｢…悠馬…いい匂い｣
野｢！｣
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星熊(プロフ) - 水の犬。さん» ありがとうございます！私もあのシーン好きです！水の犬。様もお体に気をつけて！ (2020年10月24日 16時) (
レス) id: 70c50fe7f0 (このIDを非表示/違反報告)
水の犬。(プロフ) - こんにちは。今更ですが102、3話で主人公が野坂君を名前で呼ぶシーンが個人的にすごく好きです(*´ｗ｀*)無理せず星熊さんのペースで頑張ってください！ (2020年10月24日 14時) (レス) id: 88a373f457 (このIDを非表示/違反報告)
星熊(プロフ) - Raiさん» ありがとうございます！Raiさんもお体にお気をつけください！ (2020年9月30日 19時) (レス) id: 70c50fe7f0 (このIDを非表示/違反報告)
Rai - いつも更新ありがとうございますこれから寒くなる日々があるのでお身体お気をつけて下さい☆ (2020年9月30日 19時) (レス) id: ea6e979d26 (このIDを非表示/違反報告)
星熊(プロフ) - ひなりんさん» スタイリッシュに待ってる！(これでいいかな、、) (2020年9月26日 21時) (レス) id: 70c50fe7f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星熊 | 作者ホームページ：http://onigasima
作成日時：2020年9月13日 0時
