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Aに電話したくて
電話をかけた…一回目は出なかったけど
2回目は出てくれた
聞こえてきた声は震えていた
貴｢…｣
野｢A…？｣
貴｢話したいけどさ…怖いの…
あまりにもトラウマで…怖くてたまらない…｣
ああ…どうして今隣にいてあげられないんだろう…
今一緒にいたら…抱き締めてあげたいのに…
貴｢ねぇ悠馬｣
野｢何？｣
貴｢私さ…君にいつか言わなきゃいけないことがある｣
野｢僕に…？｣
貴｢まぁその時が来たら話すよ…｣
野｢…？｣
貴｢…まぁいいや…｣
野｢ねぇA｣
貴｢ん？｣
柔らかくて知的な声が返ってくる
野｢高校…王帝月ノ宮に来ない…？｣
貴｢…ごめんそれは出来ないや…
雷門に居たい…｣
野｢そっか…残念だね…｣
貴｢ごめんね…｣
野｢ううん、変な事聞いてごめん｣
貴｢雷門に居たいのもあるけど…やっぱり言うね｣
野｢言わなきゃいけない事だね…｣
貴｢うん｣
僕は彼女の言葉を待つ
貴｢中学卒業したら…イタリアに行く｣
野｢え…｣
今なんて言った…？イタリア…？
野｢嘘…だよね…｣
貴｢嘘じゃないよ…頬をつねってごらん｣
頬をつねると痛みを感じる…嘘でも
夢でもない…本当だった…
貴｢本来なら…イタリアにいてもおかしくないんだ…
だけど私が中学卒業するまで待って欲しいって頼んだ…だからこうなった｣
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星熊(プロフ) - 水の犬。さん» ありがとうございます！私もあのシーン好きです！水の犬。様もお体に気をつけて！ (2020年10月24日 16時) (
レス) id: 70c50fe7f0 (このIDを非表示/違反報告)
水の犬。(プロフ) - こんにちは。今更ですが102、3話で主人公が野坂君を名前で呼ぶシーンが個人的にすごく好きです(*´ｗ｀*)無理せず星熊さんのペースで頑張ってください！ (2020年10月24日 14時) (レス) id: 88a373f457 (このIDを非表示/違反報告)
星熊(プロフ) - Raiさん» ありがとうございます！Raiさんもお体にお気をつけください！ (2020年9月30日 19時) (レス) id: 70c50fe7f0 (このIDを非表示/違反報告)
Rai - いつも更新ありがとうございますこれから寒くなる日々があるのでお身体お気をつけて下さい☆ (2020年9月30日 19時) (レス) id: ea6e979d26 (このIDを非表示/違反報告)
星熊(プロフ) - ひなりんさん» スタイリッシュに待ってる！(これでいいかな、、) (2020年9月26日 21時) (レス) id: 70c50fe7f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星熊 | 作者ホームページ：http://onigasima
作成日時：2020年9月13日 0時
