紫苑の花が咲く頃に【万作雄一郎】 (ページ8) - 小説

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くページ8

雄君へ

これを読んでるって事は私はもう居ないんだね

14年間産まれてから

私は心臓に異常があったんだ…

それまでは仕方ないんだって思ってた

でもね、雄君に会って

初めて自分の人生を呪った

なんで私なんだろう…

そんなふうに思いました…

でも…雄君に会ってそんな気持ちは

どんどんおさまってきました

1度だけ…雄君と喧嘩したことが

あるの覚えてるかな

その日泣いてどっかに行った

私を見つけてくれたのは

雄君だったんだ

そんな雄君に私は惚れてました…

裏に行くよ

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作者名：星熊 | 作者ホームページ：http://onigasima
作成日時：2020年4月30日 0時