検索窓
今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:20,232 hit

そのご褒美はやりたいだけ ページ25

「文化祭のご褒美ってったって、結局お鉢は俺らに回ってくるんだよなぁ」


「仕方ないよ、先輩達は実習に行ってるんだから」


「俺は八左ヱ門の気持ちがよくわかるぞ…何てったって今日は快晴の青空なんだからな!」



みんな、口より手を動かそうね。


雷蔵の、笑顔にも関わらずどこか冷たい言葉で、みんな無言になる。


八左ヱ門の言った通り、私たち5年生は文化祭のご褒美である団子を作っている最中である。

お察しの通り、学園長先生の突然の思いつきなのだが、



『文化祭のご褒美に団子パーティーって、学園長先生がただやりたいだけだよねぇ』


「ダメだよ!みんな思ってるけどそんなこと言っちゃダメ!」



雷蔵の言葉にみんな頷くあたり、どうやら禁句だったらしい。

みんながせっせと働いている中、勘ちゃんがあれっと声を上げる。



「三郎は?」


「今更かよ…」


『三郎は学級委員長委員会』


「えー!俺呼ばれてない!」


「仕方ないよ、1人で足りるみたいだし」



こっちの方が手が必要なんだから。


そう言うと勘ちゃんは多少大人しくなったけど、まだブーブー文句を言っている。



「あともうちょっとで中在家先輩が帰ってくるから、それまでの辛抱だよ。」



それで勘ちゃんはやっと大人しくなった。









.


無事に電力復旧致しました。


Twitter → @hr_m_35


妄想ツイート、イラスト、垂れ流してます。
良かったらどうぞ。




.

その意図はわからない→←お知らせ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (28 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
42人がお気に入り
設定タグ:忍たま , 鉢屋三郎 , 恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - とてもおもしろいです。続きが気になります! (2019年1月20日 15時) (レス) id: b278546180 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - hina hihoho2さん» ゆっくりしていってね (2018年10月20日 22時) (レス) id: 47a6f04f33 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ゆいさん» ありがとうございます!! (2018年10月20日 22時) (レス) id: 47a6f04f33 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - とても面白いです!! (2018年10月17日 12時) (レス) id: d085377e62 (このIDを非表示/違反報告)
hina hihoho2(プロフ) - どうもー!ひほほでーす!気になって来てしまった…。 (2018年10月10日 20時) (レス) id: 74a6d1071f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2018年8月13日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。