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その誘いは断らない ページ14

数日後、あれから無事に文化祭も終わりを告げた。

結果は、小松田さんが転んでしまいアンケートを水溜まりに落としたため、字が滲んで見えなくなったそう。

全員優勝でいいじゃろ、というのが学園長先生の話だった。


そして本日は田植え休み。

私は行くところもないので学園で過ごす予定だ。



「A〜、この後暇?」



後ろから肩をポンと叩き、話しかけてきたのは勘右衛門だった。

大抵の上級生は、長期休暇ではない限り学園に残ることが多い。
現に、五年生はみんな残っている。



『うん、することも無いし。暇だよ』


「やったー!いい団子屋見つけたんだよ!」


『団子は暫く食べてなかったし、私も食べたいかも』


「準備出来たら正門ね」


『はーい』




_______




『って、何で女装なの?』


「練習に丁度いいかなーって」



勘ちゃんは、ピースをしながらにぱっと笑ってみせる。

そういう所が勘ちゃんらしいなあと、学園を後にした。


そういえば、



『何で私なの?女装の練習をするなら相手は男の方がいいでしょ?』


「いつも男とばかり一緒にいたらそれしか出来なくなる。女同士の練習もしておかないとな」


『なるほど…』



勘ちゃんも色々考えているんだ。

そんな失礼なことを思いながら団子屋を目指した。

その後は彼に怒られる2人→←その気遣いが貴方らしい



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(プロフ) - とてもおもしろいです。続きが気になります! (2019年1月20日 15時) (レス) id: b278546180 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - hina hihoho2さん» ゆっくりしていってね (2018年10月20日 22時) (レス) id: 47a6f04f33 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ゆいさん» ありがとうございます!! (2018年10月20日 22時) (レス) id: 47a6f04f33 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - とても面白いです!! (2018年10月17日 12時) (レス) id: d085377e62 (このIDを非表示/違反報告)
hina hihoho2(プロフ) - どうもー!ひほほでーす!気になって来てしまった…。 (2018年10月10日 20時) (レス) id: 74a6d1071f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2018年8月13日 22時

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