RAMPAGEのお姫様Ⅱ (ページ7)

今日:2 hit、昨日:5 hit、合計:43,599 hit

温泉② ページ7

シ「綺麗……」

慎「有名な旅館らしいよ、Aが好きそう」

シ「うん、温泉好きだから嬉しい」

慎「A、顔めっちゃ緩んでる」

シ「……慎くんこそ////」

慎「はは、久し振りにAを独占出来るから??」

シ「んー!///苦しい!///」

慎「だって最近色んな人、手出すんだもん」

シ「ぇｯ?///」

慎「何でもないよ」

ｷﾞｭｰｯと強く後ろから抱き締める慎にAは

首を傾げれば部屋の鍵を持って、泊まる部屋に行く。

Aの荷物を持ち、慎もAの泊まる部屋に

入れば部屋の中を見て2人揃って感激した。

慎「めっちゃ凄いじゃん……」

シ「ぅん…あ、慎くん有難う」

慎「別に、準備出来たら行くからね」

シ「ぅん」

慎が部屋を出るとAは準備を始め、

着替え始めると髪留めがないことに気付き悩む。

黒いﾒﾝｽﾞ用のﾊﾟｰｶｰを着て、網ﾀｲﾂを合わせれば

鏡で服を見てちょっと考え込むと

着替え終わったﾀｲﾐﾝｸﾞで慎が部屋に入って来た。

シ「変、かな??」

慎「良いんじゃない??てか髪は下ろしたままなの??」

シ「それを悩んでて……」

慎「踊るから髪結んだ方良いんじゃない」

シ「そぅかな、……」

慎「……何ならｾｯﾄする??ﾒｲｸさんに借りるけど??」

シ「ぁ、有難う////」

直ぐにﾍｱｱｲﾛﾝや髪留めなどを借りてきた慎に

感激していると鏡の前に座らせられ、

ﾃｷﾊﾟｷと作業が進められていくと真剣に髪を

巻いている慎を見て、ｸｽｸｽと微笑む。

鏡越しに目が合えば久し振りに独占出来て

嬉しいのかご機嫌な慎はAの髪型を

完成させるとまたｷﾞｭｰｯと後ろから抱き締める。

シ「慎くん、甘えたさんだね////」

慎「最近構ってくれないからじゃん」

シ「ごめんね??」

慎「あんま樹さん達に隙見せないでよ」

シ「何で?///」

慎「だって男は皆……──」

慎はAの首筋に顔を埋め、軽く甘噛みをすると

驚いた顔を浮かべながらもすぐに真っ赤に

なったAを見て、艶っぽく微笑む。

慎「狼になるんだから覚悟しろよ、A」

シ「……～～ｯ!///」