RAMPAGEのお姫様Ⅱ (ページ3)

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休日③ ページ3

シ「樹くん、此処って…」

樹「ちょっとした息抜きにね、嫌だった??」

シ「うぅん////」

樹「UFOｷｬｯﾁｬｰ行こっか??」

恋人繋ぎのままｹﾞｰﾑｾﾝﾀｰの中へ入るとUFOｷｬｯﾁｬｰの

ｺｰﾅｰでふわふわのぬいぐるみを見つける。

Aがｷﾗｷﾗとした表情でぬいぐるみを見てて、

樹は可愛いなと思いながらUFOｷｬｯﾁｬｰを指差す。

樹「これ欲しい??」

シ「ぅ、ぅん…////」

樹「本当にぬいぐるみ好きだね」

シ「可愛いもん////」

樹「ｸｽｸｽ、まあAがぬいぐるみ抱っこしてるの

見ると抱き締めたくなるんだよね」

シ「ふぇｯ?///」

樹「はい、取れた」

シ「ぁ、有難う////」

樹「どういたしまして」

お望みのぬいぐるみが取れたのでAに渡すと

ｷﾞｭｰｯと抱き締めながら満足げに微笑んでいる。

樹は微笑むAを見ながらまた違うUFOｷｬｯﾁｬｰや

色んなｹﾞｰﾑを楽しみながら回ると2人は

時間になり、皆が住む家にゆっくりと帰る。

シ「樹くん、有難う」

樹「どういたしまして、気に入った??」

シ「うん!!部屋に飾るね!!」

樹「またぬいぐるみ増えたね」

シ「可愛いから良いもん////」

樹「そうだね、───」

家の前に着くと名残惜しいが手を離そうとすると

樹はAを引き寄せ、2人の距離はで0になった。

Aは樹を見ると優しく微笑みながら頭を撫でると

先に家に入り、口元を抑えながら顔を赤くする。

樹「(最後のあの顔……反則////)」

シ「……ｯ////」

同じようにAも顔を赤らめ、外の空気で顔の熱を

冷やすように扇ぎ、ゆっくりと家に入って行った。

慎「…………………………」

そんな樹とAの行動の一部を部屋の窓から

見ていた慎は悲しげな表情で見ているのであった。