RAMPAGEのお姫様Ⅱ (ページ2)

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休日② ページ2

シ「(服、何着ていこう……)」

部屋でAは樹と出掛けるのに服を悩み、

ｸﾛｰｾﾞｯﾄの前で立ち尽くし、迷ってしまう。

シ「ぅーん……………」

白いﾊﾟｰｶｰﾜﾝﾋﾟを取り出し、寒くないように

ｽﾄｯｷﾝｸﾞと靴下を履き、軽く化粧する。

最後に鏡を見て身だしなみを見て、部屋を出ると

玄関に行く前に昂秀と壱馬に会う。

昂「あれー??A、何処行くの??」

シ「ぅん」

壱「1人でか??」

シ「うぅん、樹くんと」

昂/壱「「えｯ??」」

シ「駄目だった??(ｼｭﾝ」

昂「だ、駄目じゃないよ!!!」

壱「た、たまにはえぇんとちゃうか……;;」

シ「??、樹くん待ってるから

行くね??ちゃんと夜までには帰ってくるね」

昂「行ってらっしゃいー!!!」

Aははにかみながらｽﾆｰｶｰを履いて、

家を出ると昂秀と壱馬は顔を合わせ、焦り出す。

昂「や、ﾔﾊﾞくないですか!?」

壱「慎に知られたらﾔﾊﾞｲで!!!」

昂「樹さん、何だかんだAの事───」

壱「だあああ!!!絶対に慎には言うなよ!!!」

シ「(樹くん来てるかな…)ｯ??」

樹「A」

シ「樹くん?////」

樹「ｸｽｸｽ、当たり」

シ「……ｯ////」

樹「あれ香水付けた??」

シ「香水?///ぅ、ぅん////」

樹「この香水好き……Aっぽい」

樹から後ろから抱き締められ、首筋辺りに顔を

埋めて香水の匂いを楽しむとAは身を捩る。

樹はAに耳元で何かを囁くと一気に顔が赤くなり

微笑しながらAから離れると手を繋ぎ、

とある所に歩き始め、Aは樹に聞いてみる。

シ「何処行くの?///」

樹「ん??内緒」

シ「樹くんが行きそうな所……」

樹「ｸｽｸｽ、そんなに悩む??」

シ「……ｯ////むぅ////」

樹「ごめんごめん、Aが可愛くて」

シ「樹くんなんか変わった…////」

樹「そう、かな??」

樹とAは他愛ない話をしながら

行き先を目指して歩いていくのだった。