影山君は無愛想【影山飛雄】 (ページ20)

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影山君はナイスタイミングページ20

影山君と日向君が2人で話している。

距離が近いな～仲良しなんだろうな～…

清「Aちゃん！ドリンクなくなっちゃっから作ってきてくれる?」

あ「はいっ！」

影山君も気になるけどとりあえずはマネージャーの仕事に集中しないと。

空っぽのボトルが入ったカゴを抱えて体育館をでる。

あ「清水先輩と確認したところだよね」

確かこの角を曲がったところに______

あ「あ…れ？」

ない？

てかここどこだろ…

あそこの角も見てみよう。

あ「違うな～…」

もうちょっと先かも…

あ「あれ～?」

あっちの方も行って、なかったら戻ろうかな…

？「うわっ」

あ「わぁっ」

ぶつかっちゃった…

あ「すみませんっ」

？「い～え～全然大丈夫だよ」

この人めっちゃ大きいな…

先輩?3年生かな?

？「烏野のマネージャーさん?」

あ「えっ…あ～見習いみたいなものですが…」

この人、バレー部の人かな。

身長高いし、なんかバレーしてそう。

？「ふ～ん、そっかあ」

あ「あの、バレー部の方ですか?」

？「?うん、そうだよ」

やっぱりそうなんだ…

だったら……

あ「あの、水道の場所教えてくれませんか?」

？「…うん？いーよ～」

良かった、優しそうな人だな～

？「こっちだよ～1年生？」

あ「はい‼」

？「へ～かわいいね～」

あ「ありがとうございます～先輩もかっこいいですよ～」

？「……！？あ、ありがとう」

あ「どうかしました？」

？「いや…あ、着いたよ～じゃあ頑張ってね～」

あ「はい、ありがとうございます！」

良い人だったな～…

名前聞いてないけど。

早くドリンク作らないと…

よし、最後の1本！

あ「できた～」

よし、あとは清水先輩のところに持っていくだけ………

あ「おっっっもっっっっい」

そりゃそうだ！空のボトルからいっぱいのボトルになったんだもんね！

そりゃ重いわ！

あ「……どうしよう…」

私、かなり役立たずなんじゃない？

何もできてない…

頼まれたことひとつできないなんて。

あ～～～～～～もう。

あ「ネガティヴ退散！」

そんなこと考えても意味ない。

今はこのドリンクをどうやって運ぶか考えないと。

影「…苗字？何やってんだ？」

あ「っ影山君！？」

ー影山君はナイスタイミング