【派生作品】俺っ子、暇してます。 (ページ2)

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バイトページ2

これはまだ類が異世界に来る前の話…

「え～、らっしゃいませ～、らっしゃいませ～。あ、そこのお姉さんドーナツ買って行きません？」

現在、“私”…じゃなかった“俺”こと天野類はバイト中。ドーナツ屋さんでーす。ドーナツはマジで美味しいから俺にとっては最高の仕事だ。誇りに思っている。

此処で皆は疑問が浮かばないか？何故バイトをしているのか…気になる人のために！私…じゃなくて俺がお教えします。…誰も聞いてないけど。

えー、まず、俺の出身は“アメリカ”。育ちもアメリカで～す。一応英語喋れるんですよ。

そして現在私は高校1年生。日本に留学に来ています。ずっと日本に住みたいけど…無理だよね、うん。治安が良いところに住んでいたいのに～。

で、生きるためには金が必要…ってことでドーナツ屋でバイトしているというわけ。お給料結構良いから助かっている。

それにしても日本語難しすぎじゃね？？いやまぁ、“日本人”の母親と父親持つので何とかなったけどさ。だとしてもアメリカで育ったから英語の方が慣れているというか…

…取り敢えず此処までな。俺が話せることは。どうせ“未来の俺”は過去のことについて触れたくないんでしょ？だから此処までにしといてやるよ。

じゃあな。傍観者諸君。

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「…こんなビデオテープ残したっけ…」