第16話 ページ22
ほんっとうに嫌だ。
いつまでも追いかけてくる。
早く来てもらえることを待たないと。
「もうついてこないで!?」
「嫌や〜wやって、さっきの魔術当てたときの反応おもろかったしw」
こいつ悪魔だ…
あ、もとから悪魔だったわ。
そのままうまい事
「シザ〜!!」
「えちょ、誰引き連れてんの!?」
「師団長〜シザなら何かできるっしょ？だから助けて〜」
「無茶なこと言わないでっ！！ただでさえこっちも消耗してるのに!!」
私達は悪魔に追いかけまわされている。
ルシー曰く、師団長。
物凄く魔王感半端ないな。
「止まれよ〜動かんといてよ〜」
「止まるか馬鹿!『
呪文を叫び後ろを素早く振り向く。
そして、掌からビームを放つ。
相手は少し躱したものの、意外と当たってくれた。
「ルシー大丈夫そう!?」
「大丈夫じゃないよ!この
うわめんどくさそうだ。
親友が大変そうだ。
助けるよなぁ!?
悪魔じゃあるまいし!!
「『
「あ、ありがと!ナイス!」
私がビーム二発目を放つと師団長は躱すために少し減速した。
その隙に私とルシーは合流する。
安心が半分、敵が増えた事の警戒が半分、といった感情だ。
「マルチ、か。面白いだろう。」
「師団長とかぁ…まあええわ、楽しそうやしw」
もうやだこの人達。
なんでこんな戦闘狂なん…
そして、まだ人が増えそうだ、という予感がするのは私だけだろうか？
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作者名：留利奈＆鈴@suzu x他1人 | 作者ホームページ：なし
作成日時：2021年8月17日 22時
