海の猟犬3【onepiece】 (ページ41)

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108話ページ41

最近自分でも可笑しくなってきていると言うのは、分かってる

でも、いつも手遅れになってから気がつく

さっきだって、センゴクさんが止めてくれなければ僕は、コビーに何をしようとしていたんだ

もう嫌だ

自分が自分で無くなっている気がする

心の中でぐちゃぐちゃなヘドロが渦巻いているように、僕の良心を呑み込んで、冷静な判断をさせてくれない

海賊が僕に喧嘩を売ってきた時、それも勝手に身体が動いていて、気が付くと首を絞めあげて死なせる所だった

そうだよ。、死なせてあげなくちゃいけなかったんだ

良い人には幸福を、悪い人には罰を

そうだ

良い人には沢山の愛を恵を与え、救いの手を差し伸べてあげてその掴んだ手を、上手に切り落としてあげるんだ

良い人は良い所に行かなきゃいけないから、僕がそれを手伝ってあげなきゃ

体から臓器を引きずり出して、穢れを洗ってあげて

それで、体に戻してあげて……

『ｯあ"あﾞぁア"ア"あ"…！！！

違う！！もう辞めてくれ…ｯ！、もう嫌だ…、！、これ以上僕の心を掻き乱さないでッ、、お願い…お願いします…！』

怖い、、

こわい、、

コワイ、よ……、、

……誰かたすけて

『うん。今度はちゃんと頸動脈を掻っ切ってあげないと』