海の猟犬2【onepiece】 (ページ8)

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37話ページ8

ツバキside

もぉ〜、ほんまどこ行ったんや

A中将の部屋出てすぐに、後追ったはずやのにおらんし

せっかく同じ移動で同期やねんから、もっとこう話したいやん

にしても…、

「ここ、広すぎやろ…こんなん無理やろ」

やっぱ本部は違うなぁ、俺が元々おった所はもっと分かりやすかった

「こんなん日、暮れてまうわ」

いや、ほんまどこ行ったんや彼奴…あ、あの子可愛い

「なぁ、お姉さん。俺と今度お茶行かへん？俺な美味しいとこ知ってんねん」

やっぱ女の子って可愛いなぁ♡
何かフリフリしてて、それに香水なんかな…めっちゃいい匂いするし

「えー！良いやんちょっとだけ！！」

「おい、何してる」

「もぉ〜何やねん…ってバナーやん」

あーあ、女の子逃げてもうた…バナーお前が怖いからやで

「ずぅっとお前の事探してたんや。どこおったんや」

「俺にはナンパしてるようにしか見えなかったがな」

「ちゃうよ！道聞こう思ってたんや！ほら見てみ、お前の眉間のシワが怖すぎて女の子行ってもうたやん！！」

「はぁ〜…あぁもういい。お前と話してると疲れる」

急に頭を抱え出すバナー。疲れた？アホか、俺の方が探し回って疲れとるわ

「…やっとここまで来たんだ
…何年もかかった、無駄にしたくない

頼むから、邪魔だけはするな。いいな？」

「ンなん…分かってるわ」

そう言い残しては、長い廊下を進んでいくバナー

廊下の先が暗くてみえないのが、彼奴の進む先を言ってるみたいや

止めてあげなあかんって分かってるけど、それは彼奴の努力した時間がが全部無駄なるんとちゃうか

簡単に助けてあげらへん

積み重なって、積み重なってもう夢とか憧れなんか見えへんねんや

高く積み上がった上に立っている中、俺が余計なことしてしまって落ちてしまったら…どうなるんや？

彼奴が、いつか純粋に海兵を目指して困っている人を助けられるような、カッコイイ奴に戻れる様に俺はちょっと期待してる

だって海の猟犬や…はよ悪いヤツを捕まえて彼奴を解放してやってくれ

頼むから

「俺はお前に着いてくで

お前が優しい奴って俺知ってるしな」

ついで自分も助けてくれへんかな…って思うのは

やっぱ我儘やんな

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ゲーセンでコビーのフィギュアあったけど、取れなすぎて諦めた…メルカリに走ります(