海の猟犬2【onepiece】 (ページ7)

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36話ページ7

『はぁぁぁ…ギリ間に合った、。』

もう席には殆どの准将クラスからの、海兵たちが集まっていた

あぁ〜疲れた。久し振りにこんな走ったかも…

…

ぁ、必要書類忘れた……最悪

「おい、馬鹿犬。お前手ぶらじゃねえか、資料はどうしたんだ」

『そんな事言われなくても分かってるし…君はいいよね

能力があるから急ぎの時だって、モクモク飛んでけば良いんだしさ』

嫉みを込めてそう伝える

「何言ってんだお前、」

『…今日は、たしぎさんは居ないんだね。珍し』

「たしぎのやつには部下の特訓に付き合わせている」

ふーん…と興味無さげに机に突っ伏していると、後ろから聞き覚えのある声が聞こえた

「A中将、書類お忘れでしたよ。後コートも…」

『うわぁ〜できる人だ…！君はヒーローだよ！』

なんてこった。書類が手元に来た…！
センゴクさんの拳を免れられる！！

「お前、見ねぇ顔だな。この馬鹿の部下か」

「バナー･クローバーと言います。後、俺の前でA中将を馬鹿にしないで下さい」

『君って奴は…！！

、まって…でも、君の前じゃ無い時は馬鹿にしていいってこと？？』

流石、僕の部下…！
中佐でありながらも、怖気付く事なく上司にものを言える

素晴らしいよ！もっと言ってやれ！

「それとA中将、貴方もその場の衝動だけで行動するのは、あまり宜しくないと思いますよ

もっとよく考えて行動して下さい」

『ぁ、はい…ごめんなさい』

そう言い残すと、会議室から出ていったバナー

「良かったじゃねえか。彼奴ならお前を、制御してくれそうだ」

『き、厳しいな…、』

そうしている内に周りも集まって来た
皆、目の前の大きいモニターに視線を移す

最後には三大将とセンゴクさんがモニター下の席に座った

ｿﾞｯ…、

『…ね、何か悪寒がする』

「ああ？」

寒気が止まらない。風邪ひいたかな？そんな事を思いながら目線を大将達へ向けた時だ

『(あ、やば)』

「(後で覚えとけよ…お前)」

バケツを持ったクザン大将と目があった
自分でやった事だけど、ダラダラと変な汗が流れてくる

『ねえ、もし僕に何かあったら部下たちに伝えてくれる？今までありがとうって、』

「お前さっきから何言ってんだ」

クザン大将からの眼光が凄い…会議内容とか正直耳に入らないんだけど笑

悪戯した事をすっかり忘れてたよ

「よし、皆集まったな。これからある海賊団の会議を始める」

センゴクさんの声が響き会議が始まった