海の猟犬2【onepiece】 (ページ15)

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44話ページ15

うーん、よく寝た

久々に熟睡出来たかもしれない
横見てみると、静かに寝息をたてて眠る大佐殿

『うは、爆睡じゃん笑』

起こさないようにそっと、ベッドから降り鏡を見てみると寝癖が凄い。やば笑

適当に手櫛で整え、部屋から出た

外へ出ると他の3人が、テキパキと仕事をしている
あれから何時間寝たのだろうかと、確認すると30分程だった

「あはは！その寝癖どうしたんです？後髪ボサボサや」

『…ボサボサの僕もかっこいいでしょ？』

うわー、恐ろしい程に自意識過剰やん…！俺すっきゃわーとツバキと巫山戯あっていると、後から呼ばれた

「中将、後数分で着きますよ。でも、いいんすか？中将は兎も角、俺らみたいな一般海兵があの島に入って」

『あれは、富豪達が暇潰しに訪れる賭場。ノーブルって島らしい、身分確認なんてやってないし身なりさえ整えて居れば、誰でも入れる』

情報によれば、アウトな所もあるけど天竜人や世界政府までも関わっているとなると、僕達も勝手はできない

可笑しいね、世界って

「A中将、お茶を入れてきました。後、ドレスコードの準備出来ていますよ」

さっすが！とお茶を受け取り喉を潤す。後ろではヘルメッポとツバキが、ドレスコード…？とハテナを浮かべている

…

「どうかなされました、口に合いませんか？」

ずっとお茶を眺めていたのが不思議に思ったのか、心配そうに顔色を伺うバナー

『…いや、何でも
ここは、僕が見張ってるから君達3人は着替えておいで』

「え、でも俺ら…」

『彼について行けばわかるって、』

グダグダ面倒臭い…さっさと着替えてくれ
あと数分で、君達の社交ダンスやら何やらを叩き込むんだから

～～～～～～～～～～～～～～～～～
数分後…

『ほらほら、休まない〜』

「ムリやてｯ！足もげてまうッ！」

着替えてすぐ、ダンスの練習に入った。バナーは何とか、ヘルメッポはまずまず、ツバキは駄目(

『はぁ、特に酷いな君』

「そんなこと言わんといてえや！俺かて頑張ってるの！」

「ツバキ！もっとこうクッて、クッて！やるんだ！」

「そんなん分からんてｯ笑」

先程、食事マナー等もやってみたが全然ダメだ。、こんなの向こうに着いてから本当に怖い

特にツバキは、ガチめにヤバい。ワノ国ってもっと作法とかあるんじゃないの？

『…絶対に無理だけど、絶対に叶わない恋になるけど、美人な女性が沢山いるんだって、君はそこまでしか出来ない？』

「俺、できるわ」