海の猟犬4【onepiece】 (ページ46)

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154話ページ46

「おーい！ローダ、シローどこ行ったんだ」

「『せーの、…わっ！！』」

土砂っガシャっバタンっぎゃシャンドンパチドンパチ((

腰を抜かして、転がっていくアイビーにローダとハイタッチを交わす。それくらいに仲が良くなった

「全く、あまりやり過ぎるとお父さん怒るわよ;」

「うひひひっ！」

『うははっ！』

人を驚かすという事の楽しさをローダから教えて貰い、それからはずっと楽しくて仕方が無かった

「お、お前らァ…っ！」

「キャーっ！！笑」

『うは、キレた』

「シロぉ…、お前も許さないからな！笑」

2人で逃げるも最後はいつも捕まって、くすぐりの刑
…本当に楽しかった

「だいぶ、明るくなったなシロ、ローダは良い子だろ？」

『うん、一緒にいて楽しいって思える。僕が知らない事を沢山知ってる』

「ローダも海兵を目指して、軍学校に行こうとしてる
A、お前アイツを待ってやってくれるか」

『もちろん。僕達コンビ組む約束もしたし』

「もうそこまで！！？ま、まだ娘はやらんぞッ！！(」

『…』

「ゔぅん、まぁお前が元気になってよかった。それがねらいだったし…。稽古に、励めそうか？」

『ローダは、妹みたいだし護ってあげないといけない
その為には強くならないとね』

満面の笑みでわしゃわしゃと頭を雑に撫で、嬉しそうなアイ

『ちょ…、辞めてよっ』

「やっぱりお前は、生きてもっと世界を見るべきだ！
絶対強くて優しい海兵になれよ！！」

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「見間違えたぞ、A！何故今までそうしなかったんだ
この調子なら、直ぐに三等兵、二等兵までいけるぞ

もしかしたら一等兵の可能性だって！」

ローダ達と数日過ごしてからの稽古は、より集中して励んだ

周りからは軍学校に、とんでもない奴がいると噂される程になった

その噂は大将たちの耳にも入った

「あの子、最近頑張ってるみたいじゃないの」

「どうして今まで隠してたんだろうねぇ〜」

「…」

「アイビーから聞くに、子どもでありながら既に伍長並の実力はあるそうだ。もしかしたら、それよりも上かもしれんな」

Aの評判は凄くいい噂として、出回った
それと同じく、悪い噂も立ち出した

「シロ！お前また、教官の珈琲を醤油とすり替えたな！？」

『うはははっ！！』

「全く、ローダの奴なんて事を教え込んだんだ…」

あんなに静かで大人しかったAが、今では悪ガキA何て呼ばれるようにもなった