海の猟犬4【onepiece】 (ページ17)

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130話ページ17

『パパー！何処に行くの、会議ですか…！？』

「おんどれぇ…ふざけちょるんか…！その呼び方を辞めろと言うたはずじゃが…？」

「ぶフッ…、パパって…サカズキが…ｯ笑」

「クザン、貴様も笑うな…そのせいでまた、こいつが調子に乗るけぇの」

僕より遥かにデカい三大将の前に立ち、久し振りに言葉を交わす。後ろでボルさんが1番腹抱えてんの草

『僕、お利口だったからセンゴクさんから外出許可貰ったんだ。悪戯事件が無くて寂しかったでしょ？』

「儂の仕事も減って、ずっと本部は平和じゃったわ」

『またそんな事言う…、そしたら今度は、転ばすだけじゃ済まさないから』

「別に構わん。悪戯出来んよう、仕事で溢れさせちゃる」

『うあああ、、嫌だァァ((！、』

「じゃあ、A。パパにちゃんと謝らねぇとな(」

『ごめんなさい、パパ((』

ノリのいいクザンさんと一緒に、パパ(サカズキさん)を弄るとやはり、短気なようでボコボコと煮えたぎってきた

「ほら、Aも謝ってるんだから許してあげなさいよ、パパ。…な、A」

『ねぇ、ボルさん今から何処に行くの？』

「ん〜、ちょ〜っとね。天竜人関係で会議なんだよｫ。君は気にしなくても良い事だよｫ…」

後ろで、ちょっとちょっとー！俺ァ置いてけぼりかよ…！とノってくれたクザンさんを1人残して、ボルさんと話す

『ふーん…、もしかして僕も関係ある？』

「言ったじゃろうが…、お前には関係ないと。さっさと仕事に戻るんじゃあ」

三大将に、見つめられると流石の僕も引くしかない

言葉に出さずとも、表情で大体が読めてくる。これ以上踏み込むなと…

『うん…、分かった。お話出来て楽しかったよパパ』

「おどれぇ…」

『うはははっ、態とだよ。態と…笑、じゃあね…！』

後ろを向きながら、手を振りその場から離れる
天竜人が本部へまた来てる事に驚いた

『(そうか…、、本部に来てるのか、)』

多分、センゴクさん含め大将達が上手く話を通してくれているんだろう

だから、拘禁中も静かに過ごせていたんだと思う

でなきゃ、きっと安静にする時間なんてなかったと思うから

『僕も、僕自身の力で生きていかないとな…』

拓けた広い場所に飾られる大きな正義の額縁

圧倒的な大きさの正義を前に僕は何を正義として生きようか

『僕は…、』