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樹『〇〇。久しぶり』
そうはにかんで笑う彼を久しぶりに見た。
「久しぶりです!藤原さん!」
樹『うん。久しぶり(笑)』
私たちを囲う桜は春の風に乗って綺麗な花吹雪を吹かせている。
「もうすぐ、。桜も無くなっちゃいますね。。」
「この場所に咲くこの桜大好きなのに」
樹『…桜散ってもここに撮りにくればいいじゃん。』
「え?」
『この場所、いいところだよ。』
『いつでも違う風景に見える』
「.......」
・
藤原さんがそう言ったからなのか
それともいつもは1人の場所に藤原さんがいたからなのか
私には毎日同じ風景に見えていたものが
藤原さんにそう言われたその一瞬の時間だけ
いつもとは違う風景に見えた。
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C.T - この作品好きです。更新頑張って下さい。 (2020年5月2日 14時) (レス) id: 7cd52587b6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - てぃのさん» 失礼いたしました(><)編集させていただきました。 (2020年3月1日 22時) (レス) id: 4ce4909cbd (このIDを非表示/違反報告)
てぃの(プロフ) - 名前変換されてません (2020年3月1日 13時) (レス) id: defaa21bb3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みやま | 作成日時:2020年2月29日 10時