ふぁむ・ふぁたーる ページ11
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『そもそも男を手のひらで転がしてた自覚なんてないからね』
「姉ちゃんが頼んだら何でも言うこと聞いてたじゃん、雑魚たち」
「雑魚どころか、天竺の奴らすらそうだったろ?」
『いや、それは男の中の女だったからとか…蘭ちゃん達のお姉ちゃんだからとかさ、そういう理由じゃない?』
ね?と同意を求めるも誰も同意を示してくれない
それもそのはず
《ファム・ファタール》と呼ばれる人達の殆どは、自分が魔性の女である自覚がないのだ
Aも例にも漏れず、その1人だった
容姿は綺麗な艶のある髪に、白い肌、大きくパッチリとしたタレ目、小柄であるにも関わらずスラッと長く細い足、ガードが緩いように見えて硬いところ
そんな全ての要素が男を惑わせていたのだ
「まあ姉ちゃんは交際歴なんてないけど〜」
『そうなんだよねぇ…なんでだろ』
「なんでだろうな?」
「お前ら…」
鶴蝶が何故かドン引きの表情で、蘭と竜胆を交互に見る
「ま、俺らが居ればいいもんなぁ♡」
「他の男より俺らの方がいいだろ?」
『も〜〜〜〜〜〜確かになぁ』
そう、蘭と竜胆のシスコンっぷりと同じ重さのブラコンがAである
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ごりら(プロフ) - うおお…すきです…、!!応援してます!!! (2021年9月25日 8時) (レス) @page4 id: 0c5c330aa8 (このIDを非表示/違反報告)
ただのヲタク - いいなぁ!愛されだっ!なんかもうテュンクしちゃいました!!!!(?) お気に入り登録&高評価シツレイシマース 続き待ってます!! (2021年9月24日 14時) (レス) @page3 id: 62fa6d383a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くりーむぱんだ | 作成日時:2021年9月24日 2時