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＿＿過去のトラウマからパニック障害を患って早2年。
日常でもふとしたことが引き金になって過呼吸や目眩を起こしてしまう。
皆に変に気を使って欲しくなくて隠していたけど、それは突然訪れる。皆にバレないように、自室に籠り落ち着くまでひたすら待つ。でも今日は＿＿
🕒サンジ
コンコン、と扉が叩かれ｢入るよ｣とサンジの声がする。
必死の抵抗で枕に突っ伏し、呼吸を整えようとするも努力虚しく直ぐにバレてしまう。
サンジ｢顔、あげてくれねぇか？｣
頭を撫でながら優しく聞くが、Aは激しく頭を振る。その間も呼吸は乱れて、次第に目眩がしてくるA。
｢じゃあ、顔は見ねぇから｣そう言うと、Aは優しく体を起こされ、足と足の間に、サンジを背もたれにするように座らされる。
お腹に手を回され、ゆっくり深呼吸をするよう促されると目眩は無くなり、呼吸も落ち着いてくる。
サンジ｢ずっと今まで我慢してきたの？｣
申し訳なくて何も答えられなかったが、頬を伝う涙が答えの代わりになった。
サンジ｢…もっと早く気づいてやりたかったなぁ｣
Aの首に顔を埋め、抱きしめる力がぎゅう、と強くなる。
🐯ロー
｢俺の前で隠してるつもりか｣
気づいたら部屋の中にいるロー。ドアを開けた音がしなかったから、シャンブルズで入ってきたんだろう。
驚いたAがスっと立ち上がると、頭痛を伴う目眩が襲い、倒れ込む。倒れ込んだ先はローの胸で、筋肉質な身体に受け止められる。
ロー｢パニック障害で間違いなさそうだな。もっと早くに治療を始めればここまで酷くならずに済んだはずだが。｣
いつもの冷静な口調で淡々と言うローに、｢病院、苦手だから｣と冗談交じりに笑ってみせる。
ムスッとした顔をして、Aを横抱きにすると医務室へ運ぶロー。
ベッドにAを寝かせると、症状や原因などを突き止めるため机に向かう。
｢…ロー｣と弱々しい声で名前を呼ぶと、振り向いて手を握ってくれる。手を握ったまま、机に向き直る。
Aが安心して眠ってしまうが目が覚めるまでそばにいるし、パニックの克服法をひたすら調べる。
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お菊推し(プロフ) - ウミカさん» ありがとうございます！よろしくお願いします (2022年10月21日 12時) (
レス) id: c04714e485 (このIDを非表示/違反報告)
ウミカ(プロフ) - お菊推しさん» コメントありがとうございます！私自身力不足で口調やキャラが掴みきれていないところがございますが、少しずつ出してみたいと思います！ (2022年10月21日 9時) (レス) id: 403a31885a (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - ウミカさん！またリクエストを叶えてくださり、ありがとうございます！お忙しいと思いますが、これからも無理をせずにゆっくり頑張ってください！ (2022年10月19日 21時) (レス) id: 85d39f3790 (このIDを非表示/違反報告)
お菊推し(プロフ) - 赤鞘九人男の河松と菊之丞と傅ジローって出来ますか？ (2022年10月19日 19時) (レス) id: c04714e485 (このIDを非表示/違反報告)
ウミカ(プロフ) - ほりはるさん» 返信遅れてしまいすみません！お時間頂戴しますが書かせて頂きます！ (2022年10月18日 16時) (レス) id: 403a31885a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウミカ | 作成日時：2022年9月28日 17時
