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＿＿私にはコンプレックスがある。背中に刻まれた大きな印。
何度も爪を立てて消そうとしたけど消える訳もなく、寧ろ傷跡としてコンプレックスを増やしてしまった。
この印だけは誰にも見られたくない。部屋に戻って、印を隠しているショールを巻き直していると、🚹が扉を開けた。
はだけた背中に彼の視線を感じる。誰かに背中を見せるのは初めてだった。＿＿
🐯ロー
Aが背中を隠そうとしていることには気付いていたロー。
ローは背中を見ると小さくため息を着き、部屋を出ていく。
あぁ、失望させちゃったな。もうこの船には居られないのかな。
声を殺し、落ちてくる涙を必死に拭っていると、背中に暖かいものが触れる。
ロー「傷は痛まねぇのか。」
優しく背中を撫でるロー。背中に感覚を集中させると、どうやら塗り薬を塗ってくれているようだった。
A「なんで…こんな体なのに」
ロー「医者が手当するのがそんなに可笑しいか。安心しろ。これくらいで失望するほど器は小さくねぇ。」
そう言って強めにAの頭をポンポンと撫でる。
🔥エース
エース「お前っ、それ…」
思わず声が出てしまうエース。
A「…はは、ごめん、こんな体で。嫌だよね、ごめん」
涙を堪え、嘲るように笑ってみせると、エースの匂いがふわり、とAを包み込んだ。
エース「なんでお前が謝るんだよ。嫌なわけねぇだろ…」
Aの頭をエースの肩に引き寄せて優しく撫でる。
エース「Aにこんな思いさせたくなかったなあ…。辛かっただろ。気付いてやれなくて悪かった。」
エースの肩を濡らすAが落ち着くまでずっとそばに居る。
Aが泣き疲れて寝てしまってもそばにいて今までの分背中を撫で続ける。
🎩サボ
サボに背中を見られた事で酷く落ち込んでしまうA。
気にせず近寄ってくるサボに後退りし、その場に蹲る。
サボ「なんで避けるんだ。隠さなくていいだろ」
A「だって、こんな印サボに見せたくない。」
顔を上げそう答えると、サボに腰を引かれ髪を掬い上げられる。
サボ「まさか、俺に嫌われると思ってるのか？」
Aが小さく頷くと、ニヤリと笑い髪にキスを落とされる。
サボ「俺はAに惚れてるんだ。その傷も含めてお前だろ」
そう言って背中の傷一つ一つにキスを落としていくサボ。
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お菊推し(プロフ) - ウミカさん» ありがとうございます！よろしくお願いします (2022年10月21日 12時) (
レス) id: c04714e485 (このIDを非表示/違反報告)
ウミカ(プロフ) - お菊推しさん» コメントありがとうございます！私自身力不足で口調やキャラが掴みきれていないところがございますが、少しずつ出してみたいと思います！ (2022年10月21日 9時) (レス) id: 403a31885a (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - ウミカさん！またリクエストを叶えてくださり、ありがとうございます！お忙しいと思いますが、これからも無理をせずにゆっくり頑張ってください！ (2022年10月19日 21時) (レス) id: 85d39f3790 (このIDを非表示/違反報告)
お菊推し(プロフ) - 赤鞘九人男の河松と菊之丞と傅ジローって出来ますか？ (2022年10月19日 19時) (レス) id: c04714e485 (このIDを非表示/違反報告)
ウミカ(プロフ) - ほりはるさん» 返信遅れてしまいすみません！お時間頂戴しますが書かせて頂きます！ (2022年10月18日 16時) (レス) id: 403a31885a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウミカ | 作成日時：2022年9月28日 17時
