偽り231 ページ4
〔貴方side〕
数時間後＿＿＿＿＿＿
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貴方「･･･」
エレンという少年の元を離れ、私だけ一足先に調査兵団の基地へと戻ってきた。あの少年がいた場所は審議所の地下牢であり、一般の奴は入れないようになっている。近いうちにその審議所では3つの兵団が集まり、少年の最終判決を下すだろう。
大方、巨人の力を恐れて排除となる確率の方が高いが、調査兵団には少年の力が必要だ。それについてはひと芝居打つ事になるだろうがエルヴィンのことだ、きっとうまくやってくれるはず。
そんなことより私は準備が出来次第、その裁判に必要な書類などをお偉いさんに提出しに行かなければならない。そのために団長部屋の机の上にある書類をまとめているのだが･･･。
貴方「思ってた通り･･･喰種に関しての情報は少ないな。」
期待はしていなかったが、表に出ている情報が記されてある程度だった。調査兵団に潜入した当初は怪しまれないために書類漁りなどはしないようにしていたが、この様子だと望む情報は手に入らなそうだ。
有力そうな情報は前回襲撃にあった武道館は現在閉鎖されており、誰も出入りしていない状況だということ。それについてはカヨが調べてくれたおかげで把握していたが、その次の内容には、武道館近辺の倉庫について書かれていた。どうやら白鳩の拠点にする予定ではあるが、今回の巨人襲来のせいでここで進捗が止まっている様子。
･･･先手必勝、盗聴器でも設置しておくか？それとも私自身が人間と偽った状態で白鳩と仲良くしておくべきか。つっても、あの半喰種みたいな奴とすでに揉めてしまって気まずいし･･･。
書類に目を通しつつ顎を触りながら色々考えていると、訓練終わりの金木とカヨが部屋に入ってきた。
金木「帰ってきてたんですね！Aさん！」
貴方「ん？お前ら何でここに･･･」
ｶﾖ「先程Aさんが帰ってきて団長室に向かったとペトラさんから聞きまして。何か良い情報はありましたか？」
貴方「いや、これといった情報はなかったから、これから私は予定通り憲兵団の方に書類を渡しに行ってくるよ。お前たちも気をつけろよ。それと、四方さんたちにも伝えてあるよな？」
金木「はい、僕から今日のことは話してあります。Aさんもくれぐれも気をつけて。」
貴方「ああ、分かった。」
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キョンシー(プロフ) - さいこーです！更新楽しみに待ってます！！ (1月10日 21時) (
レス) @page25 id: 84d2022181 (このIDを非表示/違反報告)
不明瞭(プロフ) - いつの間にか更新されている……!!!!!!!!!!!!素敵なこの物語の続きをずっと楽しみにしてました!!!!!!楽しく読ませていただいてますありがとうございます!!!!!!!!!!!! (12月3日 3時) (レス) id: ce5be02646 (このIDを非表示/違反報告)
だお(プロフ) - パスタ好きのさらさんさん» さらさんありがとうございます･･･！何年も放置してて再燃して占ツクに戻ってきてちょこちょこ更新するようになりましたが、お褒めの言葉凄く嬉しくて戻ってきた甲斐があったなと思います･･･！これからも楽しんで頂けたら嬉しいです！(*ˊᵕˋ*) (9月12日 0時) (レス) id: 8108c641b1 (このIDを非表示/違反報告)
パスタ好きのさらさん(プロフ) - 久しぶりに占ツクを開き拝見した作品だったのですが、とにかく細部まで拘っていてクオリティが高いな…と感動しました！どちらの作品も大好きなので展開が楽しみです！ (9月10日 21時) (レス) @page3 id: 30568b4fd3 (このIDを非表示/違反報告)
だお(プロフ) - ヨモギ餅さん» ありがとうございます！更新が不定期になってしまってすみません。楽しんでいただけるようにこれからも頑張ります！ (8月30日 20時) (レス) id: 8108c641b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：だお
| 作成日時：2023年8月16日 10時
