偽り246〈違和感〉 ページ19
〔貴方side〕
貴方「最近、何かと頭痛をきたすことが多くなって。おそらくこの前の巨人襲来によるストレスだとは思ってるんですがね。」
不知「俺たちも初めて巨人ってもんを見たよ！確かにあれが街中にいたってことを思い出すとトラウマもんだよな･･･。俺たちに何か出来ることがあればなんでも言ってくれ！なっ！瓜江もそう思うだろ？」
瓜江「･･･ああ。俺たちもこの壁に匿ってもらってるようなものですし、助力はできる限りします。」
貴方「ありがとう。といってもあなた達もこうして巻き込まれてしまったのだからそんなに気を遣わなくても大丈夫さ。･･･そのかわりあなた達の世界のことについて聞かせてくれませんか？別世界の話なんてワクワクするじゃないですか。」
不知「お！いいぜ〜！まず俺たちの世界には喰種っていう生き物がいて、それはこっちだと人喰いって言われてるんだけど〜･･･＿＿＿＿」
.
私が話題を振ると、不知という奴が丁寧に説明し始めてくれた。どうやら、こいつらは篠原とピクシス司令官が話し合いに行ってしまったあと、暇を持て余してブラブラしていたらしく、丁度帰ろうとしていた私と出会した形となったのだ。
基地の出口までエスコートを頼み、ついでに何か情報を聞き出そうとこちらの世界の人のフリをして質問した。色々あったが私への警戒心はだいぶなくなっているはず。ましてや、喰種が調査兵団に紛れ込んでいるとは思ってもみないだろう。
分かりきったことを説明される度、初知りだといわんばかりにあえて表情をコロコロ変えて相槌を打った。あたかも自分が女優になった気分で。そうして、話を聞いていくうちにこいつら自身の話に入ったのだ。
不知「んでもって、俺たちはその喰種の赫子をベースに作られたんだ。簡単に言えば、クインケを体に内蔵した兵士って感じ。」
貴方「しかし、それでは同じく喰種とやらになってしまうのではないか？」
不知「うーん･･･秘密事項が多くてあまり言えないんだけど、とりあえずは大丈夫さ！」
瓜江「体に内蔵しただけであって、俺たちは何ら変わらず生活している。だから、喰種のように人間を食べたりしないですし、普通の食事もできます。」
貴方「へぇ･･･」
大方把握した。
クインクスであるこいつらについては、金木たちに共有しておく価値がある。想定外ってのが1番の敗因になるからな。
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キョンシー(プロフ) - さいこーです！更新楽しみに待ってます！！ (1月10日 21時) (
レス) @page25 id: 84d2022181 (このIDを非表示/違反報告)
不明瞭(プロフ) - いつの間にか更新されている……!!!!!!!!!!!!素敵なこの物語の続きをずっと楽しみにしてました!!!!!!楽しく読ませていただいてますありがとうございます!!!!!!!!!!!! (12月3日 3時) (レス) id: ce5be02646 (このIDを非表示/違反報告)
だお(プロフ) - パスタ好きのさらさんさん» さらさんありがとうございます･･･！何年も放置してて再燃して占ツクに戻ってきてちょこちょこ更新するようになりましたが、お褒めの言葉凄く嬉しくて戻ってきた甲斐があったなと思います･･･！これからも楽しんで頂けたら嬉しいです！(*ˊᵕˋ*) (9月12日 0時) (レス) id: 8108c641b1 (このIDを非表示/違反報告)
パスタ好きのさらさん(プロフ) - 久しぶりに占ツクを開き拝見した作品だったのですが、とにかく細部まで拘っていてクオリティが高いな…と感動しました！どちらの作品も大好きなので展開が楽しみです！ (9月10日 21時) (レス) @page3 id: 30568b4fd3 (このIDを非表示/違反報告)
だお(プロフ) - ヨモギ餅さん» ありがとうございます！更新が不定期になってしまってすみません。楽しんでいただけるようにこれからも頑張ります！ (8月30日 20時) (レス) id: 8108c641b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：だお
| 作成日時：2023年8月16日 10時
