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Aside
〈大広間〉
「ピーン、ポーン、パンポーン」
モノクマ「死体が発見されました！一定の捜査時間後、【学級裁判】開きます！」
日向「学級･･･裁判･･･？」
モノクマ「ほら、前にも説明したでしょ？殺人が起きたら”身内に潜んだクロは誰か？”を議論してもらうって」
『･･･犯人を･･･突き止めるってこと･･･ですか･･･？』
モノクマ「そう！オマエラはこれから捜査をして、十神クンを殺したクロを暴かなきゃいけないんだ！」
小泉「あり得ないよ･･･誰かが殺したなんて･･･そんな事がある訳ないって！」
モノクマ「いいリアクションだね」
狛枝「ボ、ボクは信じないぞ･･･ボクらの中に十神クンを殺した人がいるなんて･･･そんな絶望的な事が･･･起こる訳ないんだ！ね？A」
『そ･･･うだね』
モノクマ「あらら？もしかしてAさん 十神クンの死体見て･･･”絶望”しちゃった？」
『い･･･いえ･･･絶望なんか･･･していま･･･せん』
モノクマ「うぷぷ･･･照れなくていいのに･･･まあさっさと始めようか！」
モノミ「ミナサン！モノクマの言っている事を真に受けちゃだめでちゅ！」
モノクマ「はいはい、負けウサギの遠吠えはそのへんにして、さっそく捜査タイムを始めましょうかね では･･･”疑い愛”と”騙し愛”の精神で精一杯捜査してくださいね！」
と言い残しモノクマさんは去っていった
狛枝「A大丈夫？」
『･･･大丈夫だよ！』
狛枝「嘘でしょ」
『･･････』
その瞬間･･･私の頬に涙が伝った
『うぅ･･･こんなの･･･信じたく･･･ないよぉ･･･！』
狛枝「･･････ボクなんかでよければ身体を貸してあげる」
『･･･ありが･･･とう･･･』
狛枝｢･･･うん」
学級裁判が終わるまで涙を
堪えたかったが･･･
無理だった･･･
その後私はずっと凪斗の胸の中で
泣き続けた
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作者名：メロン | 作成日時：2023年6月28日 15時
