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Aside
〈大広間〉
ソニア「わたくしは廊下を見て回ってみますね」
西園寺「クスッ･･･情けないリーダーだね。見つけたらデコピンの刑だよ･･･」
何故だか
嫌な予感がした
一生懸命私は凪斗と一緒に倉庫に行ったが･･･
十神くんはいなかった
私達は大広間に戻ることにした
｢ガチャ｣
『あ、日向くん！どうだった？』
日向「いや、七海に話を聞いたら、外には出て来てないってさ･･･」
狛枝「お、おかしいな･･･倉庫にも誰にもいなかったよ」
花村「もちろん、厨房にもね」
左右田「事務室にも･･･誰もいなかったぞ･･･」
ソニア「･･･誰もいなかったのですか？ 事務室に？」
西園寺「あれー、辺古山おねぇは？事務室はおねぇが見張ってたはずじゃーん？」
左右田「それがよォ･･･辺古山のやつもいねーんだよ」
小泉「え･･･？ ペコちゃんも？」
終里「･･･ん？ んんん？」
ソニア「終里さん･･･どうかなさったのですか？」
終里「いや･･･なんか匂わねーか･･･？」
『･･･待ってこの匂い･･･』
終里＆A「『血の匂いだ/血の匂いだよ』」
日向「･･･血の匂いッ！？」
あかねと私は匂いを嗅ぎ続け
匂いがする場所を探した
『あかね！あそこだよ！』
終里「あぁ！あそこからだ･･･！」
私とあかねが指したのは 大広間の1番奥にあるテーブルだった
日向「血の匂いって･･･あのテーブルに･･･何があるんだよ･･･」
『日向くん！テーブルの下！』
日向「テーブルの･･･下？」
日向くんは奥のテーブルまで一気に駆け寄ると、テーブルクロスに手を伸ばした
私も日向くんに着いて行った
でもそこで･･･止まった
十神くんが･･･
十神くんが･･･
リーダーが･･･
”殺されるわけない”
手の震えが止まらなかった
でも日向くんと一緒にそのまま一気にめくり上げた
私がそこで目にしたのは･･･
十神くんの死体だった
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作者名：メロン | 作成日時：2023年6月28日 15時
