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Aside
〈大広間〉
小泉「あ、やっと戻って来た！」
終里「おい、そろそろ始めようぜ！腹が減って仕方ねーよ！」
十神「⋯いや、片付けなければならない問題がまだ残っている」
終里「え？ まだ何かあんのか？どいつをぶちのめせばいいんだッ！？やってやるから教えろ！」
十神「そういう話ではない⋯」
十神くん曰く危険物を入れたケースはどこに保管しておくかの問題らしい
左右田「ここに置いておくんじゃダメなのかよ？」
十神「ケースには鍵が掛けてある、問題ないとは思うが⋯もっと安全な場所に保管しておくべきだな」
あの後色々意見を出し合った結果･･･
辺古山さんが事務室で見張っていることになった
辺古山「では、私は行くとしよう。後はみんなで思う存分楽しむといい⋯特にAはな」
『ありがとう･･･辺古山さん』
辺古山さんは私の頭を撫でた後
危険物が入ったケースと料理を手に取るとそのまま大広間から出て行った
澪田「うーん、去っていくペコちゃんの後ろ姿が超クールっすね⋯」
西園寺「でもさー、そっちのケースは持っていかないの？」
十神「⋯いや、こっちのケースは大丈夫だ」
西園寺「あー、ずるいんだー。自分だけ私物持ち込んじゃってさー」
十神「俺は特別だからな」
左右田「それを言われたら⋯何も返せねーよ」
十神「このケースには大切なものがある。俺が責任を持って見張っておく」
終里「そ、それより⋯もう問題も片付いたんだろ？だったらパーティーを⋯」
あかね･･･お腹空いてるんだ･･･
十神「いや、まだ問題は残ってる」
終里「どいつをぶちのめせばいいんだよ！？早く教えろって！」
日向「だから、そういう事じゃないって⋯」
十神「いや⋯やれるならやって貰いたいところだ。あのジャマ者は厄介だからな」
『え？ もしかして残ってる問題って⋯』
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作者名：メロン | 作成日時：2023年6月28日 15時
