✿?? ページ31
Aside
〈？？？〉
『⋯え？ここ⋯どこ？』
視界には真っ暗な世界
『みんなは･･･！』
何･･･これ
私が見たのは殺されているみんなの姿だった
誰か1人でもいいから生きていて欲しいという希望を胸に皆に話かけた
『ソニアさん！起きてください！ 』
ソニアさんは頭から血が出ている
近くにバットがある 凶器はバットだと思う
喋りかけても答えないソニアさん
『う･･･そだよね？』
私はソニアさん以外にもまひるちゃん、九頭龍くん、ひよこちゃん、十神くん、左右田くん達にも話しかけたが
誰も一言も喋らなかった
『う･･･うぅ･･･こ、こんなのって･･･あ！』
私は凪斗と七海ちゃん日向くんがいないことに気づいた
『あ･･･れ？ 凪斗は？七海ちゃんは？日向くんは？』
私は黒い世界の中3人を探した
七海｢⋯A？｣
声を聞こえた私は七海ちゃんだとわかり抱きついた
『･･･七海ちゃん！ 会いたかった･･･よ』
七海ちゃんは体中 串刺しにされたかのような穴がたくさんあるのに気づいた
七海｢A･･･私･･･まだ、死に･･･たくない･･･いつまでも一緒に･･･いたかった･･･よ｣
七海ちゃんが倒れた･･･
『･･･ねえ･･･目覚ましてよ･･･七海ちゃん！！』
体を揺らしても七海ちゃんは起きない
『な･･･んでよ･･･誰が･･･こんなこと･･･』
私は泣きながら七海ちゃんの体を抱きしめた
日向｢A！｣
『･･･！日向くん！』
日向｢どうしたんだ！泣いて･･･｣
『七海ちゃんやみんなが･･･死んじゃった』
日向｢･･･！そんっ････････｣
日向くん･･･？
急に喋らないなと思って振り返ったら日向くんの･･･
首がなかった
『日向くん･･･？』
日向｢････････････｣
日向くんは答えずに倒れた
七海ちゃんも日向くんも･･･どうして？
｢コツコツ｣
どこからか足音が聞こえた これは･･･凪斗だ
生きてる･･･？
2人を残すのは良くない でも凪斗を見つけないと
足音を聞こえた方に行くと
すでに包丁で刺され殺された凪斗がいた
『いや･･･いやだよ！！凪斗！！！』
私は我を失った
すると視界が明るくなった
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作者名：メロン | 作成日時：2023年6月28日 15時
