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Aside
〈Aのコテージ〉
｢キーン、コーン･･･カーン、コーン｣
モノクマ｢えーと、希望ヶ峰学園修学旅行実行委員会がお知らせします･･･オマエラ、グッモーニンッ！本日も絶好の南国日和ですよーっ！！さぁて、今日も全開気分で張り切って行きましょう〜！｣
重い頭と体を起こしながら私は立ち上がった
『･･･レストランに行こっと』
｢ガチャ｣ ｢ガチャ｣ とコテージのドアを開けた音が重なった
『あ、日向くん･･･おはよう』
日向｢･･･おはよう｣
『･･･昨日は眠れた？』
日向｢･･･あんまり｣
『私も･･･ねぇ日向くん一緒に･･ってあれ凪斗？』
狛枝｢迎えに来たよ｣
『･･･ありがとう』
日向(どんだけA好きなんだよ)
狛枝｢ていうか誰もが十神クンみたいに強くなれる訳じゃないよね･･･何かを乗り越える事とか･･･そんなの意識した事なんてなかったから･･･別に逃げてたって訳でもないけど･･･あっ、ごめんね 弱音なんか吐いちゃって｣
日向｢いや、わかる･･･俺だってそうだからな｣
『･･･私も乗り越えるなんて無理だよ』
狛枝｢･･･でもボクはAと日向くんと話してて改めて確信したよ。 これはボクらが希望を掴む為の1種の試験なんだよ｣
『･･･そ、そうかもね』
日向｢あ、あぁ･･･そうかもしれないな｣
狛枝｢じゃあ僕とAは先に行くね｣
凪斗に手を引かれた
『え、あ、ちょっと･･･じゃあ日向くんまた後でね』
日向｢･･･あぁ｣
『･･･日向くんと一緒にレストランに行こうと思ってたんだけどな･･･』
狛枝｢･･･Aいつの間にそんな日向くんと仲良くなったの？｣
壁に押し付けられた
『･･！ コロシアイが始まった時･･･』
今の凪斗怖い･･
狛枝｢そうなんだ･･･いくら日向クンでもAは渡さないから｣
『･･･』
その瞬間･･･私の頬に涙が伝った
狛枝｢ごめん ！泣かせるつもりじゃ･･･ボクは不安だったんだよ･･･Aがいなくなると焦ったんだ｣
凪斗は泣いてしまった私を抱きしめた
『いなく･･･ならないよ昔約束したでしょ？』
狛枝｢そうだね･･･レストラン行こうか｣
『･･･うん』
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作者名：メロン | 作成日時：2023年6月28日 15時
