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Aside
〈ジャバウォック公園〉
モノクマ「･･･なんちゃって」
九頭龍「な、何言ってやがんだ･･･裏切り者とか･･･意味わかんねーぞ！」
辺古山「･･･デタラメに決まっている」
モノクマ「お互いの事もお互いの本性も何も知らないクセに･･･だから、誰かが殺しを企んでいたとしても、オマエラがそれに気付く事は不可能なんだよ」
日向「････････････」
『････････････』
その言葉に･･･誰もが押し黙ってしまった
誰も反論しなかっか
その場に立ち尽くす事しか出来なかった
モノクマ「でもさ･･･もし本当に”裏切り者”がいるとしたら、それって酷い話だよね。勝者総取りの早い者勝ちだよ！生き残りたければ、自分が殺される前に相手を殺さないとね･･･アーハッハッハッハッ！」
笑いながらモノクマさんは去っていった
『･･･････････････』
モノクマさんの高笑いが消えた後も、私達はその場に立ち尽くしたままだった
その場の全員が･･･
この事態に、この状況に、この現象に、この災いに、この悪夢に、この地獄に、この絶望に･･･
飲み込まれてしまっていた
罪木「あの･･･裏切り者がどうとかって･･･本当なんですかねぇ？あっ！私じゃありませんよぉ！怪しいかもしれないけどちがうんですぅ！」
弐大「誰じゃあ！ さっさと名乗り出んかい！後になるほどロクな目に遭わせんぞぉ！」
『やめようよ･･･みんなこのままじゃモノクマさんの思うツボだよ･･･裏切り者なんかいるわけない･･･私はそう信じてる』
十神「Aの言う通りいる訳がないんだ。あんなバカげた話など論ずる意味すらない」
花村「そ、そうだよ･･･ぼくは信じてないよ。だって信じられる訳ないし･･･信じられる根拠だってないじゃん･･･」
辺古山「･･･おい、モノミよ。お前にだったら答えられるはずだぞ」
モノミ「･･･ほえっ！？」
辺古山「さっきのモノクマの言葉は事実なのか？記憶喪失だの･･･裏切り者だのは･･･」
モノミ「えっと･･･その･･････」
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作者名：メロン | 作成日時：2023年6月28日 15時
