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Aside
〈ジャバウォック公園〉
澪田「あは、あはは･･･そんな訳ないじゃないっすか･･･だって唯吹は希望ヶ峰学園に入学したばっかですぐにこの島に連れて来られたはずで･･･」
モノクマ「それは、オマエラがそう思い込んでるだけだよ。モノミがオマエラの学園生活の記憶を消しちゃったせいでね･･･」
日向「な、何言ってんだ！ そんな訳ないだろっ！」
モノクマ「いやぁ･･･あれから何年経ったんだろうね。家族や友人はどうなったのかね？向こうも心配してるかもね？」
弐大「が、学園生活の記憶を丸ごと奪ったじゃと！？そんなバカげた話があるかいっ！」
左右田「そうだ！ オレが記憶喪失な訳ねーだろ！」
モノミ「ダ、ダメだちゅ･･･そんなヤツの言う事なんて聞いちゃダメでちゅ･･･」
澪田「あぶあぶあぶ･･･もうキャパオーバーっす･･･」
花村「ぼくはそんなの信じてないからね。うん、大丈夫だよ･･･信じてない･･･」
罪木「ウ、ウソですよねぇ･･･？記憶喪失とか･･･そんなのウソですよね？み、みんなで私を騙して･･･バカにしようとしてるだけですよねぇ？」
モノクマ「ううん、ウソじゃないよ。だって･･･もしウソならあれはなんだったのさ？希望ヶ峰学園に足を踏み入れた時に、オマエラが全員が経験した”妙な眩暈”はさ･･･」
日向「な･･･ッ！？」
『ど、どうして･･･モノクマさんがその事を知っているんですか･･･？』
モノクマ「うぷぷ･･･要はね、あそこが”記憶の結合点”だった訳ですよ。オマエラはあそこから記憶がすっぽり抜け落ち、そして、今に至るという訳なのです」
日向「な、なんだよそれ･･･！」
思考が上手く働かない
言葉が上手く出て来ない
呼吸だけが･･･自然と荒くなっていく
罪木「本当は･･･あれから･･･凄い時間が経ってるって事ですかぁ･･･？」
弐大「バ、バカなっ！ あり得んだろうっ！！」
モノクマ「逆に･･･なんであり得ないの？」
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作者名：メロン | 作成日時：2023年6月28日 15時
