希望の少女はコロシアイでも頑張りますⅡ (ページ3)

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日向side

〈ホテル〉

夜空を見上げていたらAが話かけてきた

『⋯日向くん、今この状況で言うのは変だけど』

日向｢⋯⋯｣

『日向くんが人を殺したりなんか絶対しない』

この島に来て1日も経ってない⋯しかも俺は誰かを殺してしまうかもしれないのに⋯

日向｢⋯なんでそう言い切れるんだ？｣

『⋯私は日向くんを信じてるから』

日向｢ッ！｣

俺を信じてる⋯？

『⋯無理にとは言わないから日向くんも私を信じてほしい』

Aにそう言われ俺はしばらく何も言えなかった

確かにこんな状況でこんなこと言うのは違う

でも｢信じてるから｣というAの言葉には嘘は無かった

そしてそう言っているAと光溢れる目に魅かれた

日向｢あぁ⋯わかった。絶対に俺を裏切らないでくれ｣

『⋯もちろんだよ日向くん』

こんな状況でも･･･

いや、だからこそ信頼できる人が傍にいた

Aside

日向｢あぁ⋯わかった。絶対に俺を裏切らないでくれ｣

『⋯もちろんだよ、日向くん』

日向くんが私を信じてくれて嬉しかった

モニター

モノクマ｢えーと、希望ヶ峰学園修学旅行実行委員会がお知らせします⋯ただいま午後10時になりました！ホテル内に各自のコテージを用意しておきました。それぞれ、自分の部屋でゆっくりとお休みくださいませ･･･ばいならっ！｣

日向｢⋯コテージ⋯か⋯｣

『⋯戻って体を休めよう』

日向｢⋯だな｣

日向くんと私のコテージはあまり離れていなかった

日向｢⋯じゃあおやすみ｣

『⋯うん』

〈Aのコテージ〉

部屋にはベット、花、私が大好きな本が本棚にたくさんあった

まるで本当に私の部屋みたいだった

『あ！この本懐かしいよく読んでた･･･ん？』

部屋を改めてまた見るとモニターと監視カメラがあった

『コテージにも自由がないなんて⋯ふわぁ･･･眠い ⋯もう寝よ』

私は深い眠りへと落ちていった⋯⋯

↓Aちゃんのコテージ＆部屋イメージ

http://uranai.nosv.org/uploader/common/5/5/0/550366894b64070747019d93b7524b17.jpeg