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Aside
〈Aのコテージ〉
まだ時間あるから･･･日向くんに会いに行こう･･･
私はコテージを出て日向くんを探し続けた
でも牧場にも空港にもホテルも探したけどいなかった
『あと･･･探してないのは･･･ジャバウォック公園だね･･･』
〈ジャバウォック公園〉
『あ！居た･･･凪斗と何か話してる』
日向「あ！」
狛枝「な、何？ どうかしたの？･･････A！？さっきぶりだね」
『さっきぶり･･･何話してたの？』
狛枝「日向くんが才能を思い出す手伝いだよ」
『私も手伝う！』
狛枝「わかった･･･一緒に考えよう。そうだな、日向クンに合いそうな能力は･･･ズバリ”超高校級の癒し系”とか？」
日向「俺のドコを見たらそんな単語が出てくるんだ･･･っていうか、その能力は何かの役に立つのか？」
狛枝「うーん、いるだけで周囲を和ませるって相当な能力だと思うけどなぁ･･･Aみたいにね」
『そんな能力ないよ･･･』
日向「あると思うぞ」
『そ、そうかな･･･ありがとう･･････他に日向くんの才能は”超高校級のドジっ子”･･･とか？』
日向「いきなり能力を忘れてるという点では当たってるかもしれないな･･･」
狛枝「じゃなかったら･･･”超高校級の忘れん坊”とか！」
日向「そこを･･･攻めてくるな･･･そんなマイナスな超高校級は嫌だよ･･･」
狛枝「やだなぁ、ほんの冗談だって！ええと、それじゃあ･･･」
『うーん･･･じゃあ･･･』
狛枝＆A 「『”超高校級のツンツンヘアーは？/なんてどう？』」
日向「なんでハモってんだよ！しかも能力関係ねぇだろ、それ！」
狛枝「だよねぇ･･･あははは！」
『ふふっ･･･ご、ごめんね･･･日向くん』
狛枝「でも、大丈夫･･･日向クンの”希望溢れる才能”は必ずあるはずだから」
『日向くん、たとえ才能が思い出せなくても私は嫌いになったりシカトしたりしない。だから安心して ･･･ゆっくり思い出そう？』
日向「あぁ･･･ありがとうな」
その後たくさん話し･･･
私達はそれぞれ自分のコテージに戻っていった
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作者名：メロン | 作成日時：2023年6月28日 15時
