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Aside
〈ジャバウォック公園〉
左右田「あいつ･･･ソニアさんとAさんに気軽に話しやがって･･･後で絶対シバいてやるからな･･･」
十神「･･･とにかく、これだけは言っておくぞ。殺し合いなんてバカげた事を考えるヒマはない。その前に、自分がすべき事をしっかりとするんだ。観察し、推測し、認識し、理解しろ。それが無理でも･･･とにかく体を動かすんだ」
今の十神くんは誰よりもリーダーらしく頼もしかった
十神「そして、俺に付いて来い。俺がお前ら全員を日常に帰してやる。わかったな。これはリーダー命令だ」
澪田「うはっ、超カッコイイんですけどっ！」
西園寺「伸ばした右手がむちむちだねー。”豚足ちゃん”ってあだ名がピッタリだよー」
十神「と、豚足ちゃん･･･だと･･･？フッ･･･この俺が、他人からそんな風に呼ばれる日が来るとはな･･･」
日向「･･･あれ？･･･怒らないんだな」
十神「その程度で怒る訳がないだろう･･･俺自身を見て･･･そして付けられた呼び名だ。そこには”ウソも偽りも”ない･･･」
狛枝「じゃあ十神クンの言う通り、今は余計な事は考えずにやれることをやろうか！確かに今は良くない状況だけど･･･でも、最悪じゃないよ。だってボクらは1人じゃない。お互いに支え合える仲間がいるんだ」
西園寺「だからかー、クサイんだってー！」
狛枝「あはは、やっぱりね。自分でもそうじゃないかって思ってたんだ」
結局、不気味なカウントダウンの謎は明らかにならないままだったけど･･･
私達はそれほど気落ちする事もなく･･･それぞれのコテージへと戻っていった
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作者名：メロン | 作成日時：2023年6月28日 15時
