#63理想と野望 ページ10
〈談話室〉
イルマ「はい。お待たせ致しました。ではこの間の続きで5巻から始めますね」
『･････(コク』
アメリ「フム！」
『凛 待った？』
イルマ「翔 ううん。今来たところ」
『凛 どこ行こうか？』
イルマ「翔 ほらお行き･････」
『凛 翔くんってやさしい･････』
イルマ「翔 凛ちゃんは夢ってある？」
『凛 うんずっと追いかけてた夢があったの でもそれは叶ったんだ』
イルマ「翔 え？」
『凛 今の夢はその力を使って好きな人を守ること。だから私の夢は素敵なお嫁さんなの』
イルマ「翔 ドキッ///」
アメリ「夢？つまり野望のことか」
イルマ「あ、そうですね」
『そんな･････感じ･････ですね』
アメリ「ではここから彼女は邪魔者をちぎっては投げ、ちぎっては投げ･････」
イルマ「ちぎっては投げないかと」
『投げては････ダメ』
アメリ「投げないのか？そうなのか。」
イルマ「夢か･････」
『夢･････』
イルマ「アメリさん」
アメリ「ん？」
『アメリさんは･････将来の夢とか･････あるんですか？』
アメリ「夢？私の？･････私は悪魔であることに誇りを持っている。皆にも悪魔に生まれたことを誇ってもらいたい。だから生徒達の質を向上しこの学校を悪魔達の憧れの学び舎にしたい。それが私の野望だ。卒業したら父の仕事を手伝うがそれまでに為すべきことは決めてある」
イルマ「凄い！」
『さすが･････アメリさん』
アメリ「まっまあケーキ屋さんとかお花屋さんとやらに興味はあるが･････///」
イルマ「？」
『･････？』
アメリ「お前達こそ野望はないのか！？」
イルマ「え！？僕達ですか？」
『私達は･････』
「『皆と楽しく過ごせればそれでいいかなぁ･･･と』」
アメリ「それは理想だろ。私がきいたのは野望だぞ。理想と野望は違う。私が知りたいのは自ら掴もうというお前らの意志「欲」だ。もう一度聞くぞ。イルマA お前達の「夢」は一体何だ？」
イルマ「僕の･････」
『私の･････』
「『夢？』」
〈窓外〉
クララ「突撃していい！？」
アズ「いい訳あるか！！」
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小柴紬 - 続き気になります！ 頑張ってください！！ (2022年11月22日 6時) (
レス) @page46 id: 7260f4f31b (このIDを非表示/違反報告)
きょちゃちゃ - めっちゃ面白いです！続き楽しみに待ってます！！ (2022年11月20日 23時) (レス) @page42 id: a2b9d0ac16 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - すっごく面白いです！！ これからも頑張ってください！、 (2022年11月9日 14時) (レス) @page1 id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
りんご - オリ，フラ立ってますよ！ (2022年11月6日 10時) (レス) id: 40f7098858 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メロン | 作成日時：2022年11月6日 2時
