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Aside
〈グッズ倉庫〉
ソニア｢最初に最後の島を探索していた時にあそこに爆弾があるのを発見していたのです！｣
日向｢･･･え？｣
ソニア｢当初は･･･それを公表すると、良からぬ事に使われるのではないかと心配して･･･それでずっと黙っていたのですが･･･｣
A『もしかして･･･凪斗が爆弾を仕掛けたのを聞いて･･･それが怪しいと思って調べに行ったんですか？』
ソニア｢そうしたら･･･案の定、爆弾は消えていました。軍事施設の中を徹底的に探しましたが、爆弾はどこにもありませんでした｣
日向｢それを探していたせいで･･･集合に遅れたのか？｣
ソニア｢その結果、わたくしは確信に至ったのです！狛枝さんが持ち出したのは軍事施設の爆弾だと･･･つまり”偽物の爆弾”なのだと｣
A『･･･軍事施設にあった爆弾が偽物だったって事を･･･ソニアさんはどうやって知ったんですか？』
ソニア｢それは･･･実際に使ってみたからです｣
A『あ、もしかして･･･”あの遺跡の扉”に･･･ですか？』
ソニア｢はい！その爆弾を使えば、あの遺跡の扉を壊せるはずだと思ったのです･･･ですが、その作戦は失敗に終わってしまいました。あの爆弾は単なる花火に過ぎなかったからです｣
日向｢そうか･･･それでお前だけが、軍事施設の爆弾が偽物だって知ってたのか･･･｣
ソニア｢わたくしと･･･モノミさんもですね。彼女もそれをこっそり覗き見していましたから｣
A『そう･･･ですか･･･』
もしかして･･･凪斗はロビーの爆弾を爆発させて･･･
私達を島に仕掛けた爆弾も本物だと思い込ませたんだとしたら･･･
凪斗の一連の行動は･･･かなり計算されたものだったって･･･事だね
日向｢目的はなんだったんだ？｣
A『うーん･･･あ』
日向｢･･･どうした？｣
A『日向くん見て･･･MP3プレイヤーがあるよ。それに･･･スピーカーとセットになってるみたい』
日向｢本当だ･･･でもどうしてこんな物がこんな場所に置いてあるんだ？｣
左右田｢例の讃美歌みてーな音楽は、そこから流されてたみてーだな｣
でも･･･犯人はなんの為にここに音楽なんて流したのかな？
その後･･･私達は再びグッズ倉庫を調べた
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作者名：メロン | 作成日時：2024年3月28日 17時
