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Aside
〈グッズ倉庫〉
七海｢うん、あのスプリンクラーのさ･･･横っちょに梁が見えるでしょ？｣
A『そこにね･･･赤い線が付いてるみたいなんだけど･･･』
日向｢本当だ･･･確かにあるぞ･･･天井の梁に･･･薄らと赤い線が見える｣
A『あれって･･･血痕じゃないかな･･･？』
日向｢･･･血痕？色は確かに血痕っぽいけど･･･でも、あんな場所に血痕は付かないだろ？しかも･･･あんな風に一直線に･･･｣
七海｢だから不思議だなーって思って、見上げてるんだよね｣
重要な手掛かり･･･だからちゃんと覚えておこう･･･
A『･･･ん？これって･･･オイルライターだよね』
日向｢ここはちょっとカーテンが掛かってた場所だ。それに･･･この周辺は火事の影響が激しいぞ･･･｣
A『そんな場所に落ちてたって事は･･･このオイルライターが火事の原因だね･･･』
ソニア｢ええ、オイルライターは人の手を離れても、燃え続ける事が可能ですから･･･おそらく、その火がなんらかのきっかけで、あのカーテンに燃え移ったのです！｣
日向｢なんらかのきっかけって･･･要は”犯人の仕掛けたトリック”って事か？｣
ソニア｢きっと、犯人が証拠隠滅を企んで、この倉庫に火を放ったのでしょう｣
証拠隠滅の為に･･･火を放った･･･？
でも･･･何か引っ掛かる･･･
と考えていたら･･･
モノクマさんの変わり果てた姿があった
A『きゃあ！？』
日向｢ど、どうしたA！｣
A『モ、モノクマさんが･･･！』
日向｢う、嘘だ･･･｣
モノクマ｢はーい！ウッソでーす！ボクは死んでなんかいませーん！｣
日向｢もしかして、これは･･･あっちの工場で作ってた等身大ヌイグルミか･･･？｣
モノクマ｢Aさんったら！もう！大袈裟だな･･･｣
A『うぅ･･･良かったです･･･』
日向｢なんでそんなに･･･モノクマに感情移入できるんだよ｣
A『だ、だって･･･モノクマさん･･･可愛いんだもん//』
日向(･･･顔真っ赤だな)
モノクマ｢うんうん･･･Aさんは･･･日向クン達よりすごくいい子ですね｣
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作者名：メロン | 作成日時：2024年3月28日 17時
