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Aside
〈学級裁判場〉
ソニア｢そう･･･ですよね･･･投票のチャンスはたった1度きりですもんね･･･｣
九頭龍｢チッ、仕方ねーな･･･こうなったらトコトン付き合ってやんよ｣
左右田｢メンドクセーけど･･･オメーらがやるっつってんのに、オレがやらねー訳にはいかねーだろッ！｣
終里｢おい、モノクマ！聞いただろ、投票は延期だ！｣
七海｢ここまできたんだから最後まで頑張ろう｣
A『みんなの力を合わせれば･･･きっと大丈夫！』
七海｢･･･私とAはそう信じてるもん｣
A『うん･･･そうだね』
モノミ｢じ〜〜ん･･･素敵でちゅ･･･今のミナサンは素敵でちゅ･･･そうでちゅ！ ミナサンの希望を一致団結させれば、どんな絶望だって怖くなんかないんでちゅ！｣
モノクマ｢うぷぷぷぷ･･･｣
終里「で、力を合わせて何から始めるんだ？モノクマファイルに書いてない”死因”の件からか？」
七海「試しに、いったんすべての先入観を取り払った上で、話し合ってみない？」
A『そうだね･･･”あの槍が致命傷になった”前提で話を進めてきちゃったからそれ以外の可能性を確認しておいた方がいいかも･･･』
九頭龍｢色んな可能性って言われてもよぉ･･･｣
ソニア｢槍以外で致命傷の可能性があるとすれば･･･右手のナイフぐらいですけど･･･｣
日向｢確かに酷い傷だったけど･･･致命傷にはならないんじゃないか？｣
左右田｢それを言ったら･･･両足の刺し傷と左腕の切り傷なんてもっと違うよな｣
七海｢ううう〜〜〜ん･･･｣
A『･･････』
まだ･･･何か見落としてる気がする･･･
九頭龍｢･･･いきなり打ち止めか？｣
終里｢こうなったら･･･片っ端から思い付く限り挙げてみよーぜ。そうすりゃハッキリすんだろ｣
ソニア｢そうですよ！こういう時こそ力を合わせましょう！｣
私達は議論を始めた
ソニア｢槍以外の致命傷を考えましょう！｣
左右田｢右手のナイフは違うんだよな？それ以外の傷でもないんだよな？｣
九頭龍｢それらの傷を全部まとめて･･･”出血多量”で死んだって事はねーか？｣
七海｢”焼死”･･･な訳ないもんね｣
ソニア｢”見た目に残らない死因”だったのでしょうか？｣
日向｢それに賛成だ！｣
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作者名：メロン | 作成日時：2024年3月28日 17時
