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日向side
〈学級裁判場〉
ソニア｢全員まとめてでいいのなら、あんな爆弾騒ぎで裏切り者を暴こうとしなくたって･･･｣
九頭龍｢むしろ、あの爆弾騒ぎ自体がこのトリックの布石だったのかもな･･･あそこでオレらに手分けして爆弾を探させて、誰が狛枝を殺してもおかしくねー状況を作り上げたんだよ！｣
左右田｢お互いを疑い合うように仕向けて･･･そんで自·殺の真相を隠そうとしたんだな｣
ソニア｢それだけの為に･･･あんな騒ぎを起こしたのですか？｣
九頭龍｢自分を痛めつけて殺しちまうような誇大妄想ヤローだ･･･あり得ねー話じゃねーだろ･･･！｣
ソニア｢そう･･･ですよね･･･｣
九頭龍｢どうやら決まりみてーだな･･･狛枝のヤローは自·殺だったんだ。オレらを全滅させる為にやった”自作自演”だったんだ｣
終里｢うーん、それでいいのかな･･･いいん･･･だよな？でもよ･･･今1つピンとこねー気がするっつーか･･･｣
なんでだろう･･･なんとなく･･･わかる気がするのは･･･
妙にふわふわとして落ち着かない･･･この感じはなんなんだ？裏切り者の正体がわかってないせいか？
それとも･･･
モノクマ｢で、結局どうすんの？もう投票タイムを始めちゃっていい感じ？｣
終里｢ま、いっか･･･オレの勘が外れる事もあるしな｣
ソニア｢そうですよね･･･今更、他の結論なんて考えられませんもんね｣
左右田｢じゃあ･･･これで終わりでいいんだな？｣
モノクマ｢では、投票ター･･･｣
日向｢･･･いや、ちょっと待ってくれ｣
九頭龍｢ま、待てって･･･なんでだよ？｣
日向｢悪い･･･もう少しだけ･･･待って欲しいんだ･･･｣
七海｢私も賛成かな･･･謎が残ってるのに投票タイムなんて･･･不安だし･･･｣
終里｢お、おい･･･他にどんな謎が残ってるっつーんだ？｣
七海｢狛枝くんの死に関係するもので、1つだけ腑に落ちない事があるんだ･･･｣
A『･･･ん？おかしい･･･』
ソニア｢Aさん、どうかしたのですか？｣
A『あ、あの･･･私も投票タイムにするのは早いなって思って･･･もう1度、手掛かりを見てみたんですけど･･･』
九頭龍｢なんだよ･･･言ってみろよ｣
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作者名：メロン | 作成日時：2024年3月28日 17時
