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Aside
〈学級裁判場〉
終里「ん？ 倉庫の火事って証拠隠滅の為だったのか？」
左右田「それ以外に考えらんねーだろ･･･」
ソニア「ただ、問題はそれをどなたがやったかです。あの火事があった時は、ここにいる全員が倉庫の前に揃っていました」
終里「あぁ･･･そんでオレが倉庫の扉を開けた直後に、奥から火が上がったんだもんな」
九頭龍「･･･それと同時にAが1歩踏み出した時にも･･･火が上がってたな･･･」
A『も、もしかして･･･私が火事を起こしちゃった！？』
日向「いや、それはありえないぞ。だって火は奥から燃えたんだろ？だったら･･･Aが起こしたとは考えられない」
ソニア「ええ･･･なので誰かが放火したとは考えられないはずなのですが･･･」
左右田「犯人はオレら以外にいる･･･な訳ねーよな。今更って感じだもんな」
九頭龍「偶然にしたって･･･タイミングが良過ぎるしな」
ソニア「今までのパターンからすると･･･ここになんらかの仕掛けが使われていると、考えるべきかもしれませんね」
終里「なんらかの仕掛けって･･･なんだよ？」
ソニア「そ、それはわかりませんが･･･でも･･･今までは大体そうだったじゃないですか」
左右田「よっしゃ、ソニアさんの意見をもとに考えてみよーぜ！それでいいですよね、ソニアさん！？」
ソニア「がってん承知の助です！」
あの火事の原因･･･まずはそれを明らかにしないと･･･！
私達は再び議論を始めた
ソニア「あの火事の直接的なきっかけは･･･現場にあった”オイルライター”ですよね？」
左右田「犯人はなんらかの仕掛けを使って･･･ライターからカーテンに火を付けたんだ！」
七海「なんらかの仕掛けって？」
九頭龍「”オイルを導火線”代わりにしたのかもな･･･」
終里「単純にライターを”投げた”だけだろ」
ソニア「あの形状のオイルライターなら･･･火を付けたまま立たせられますよね！」
左右田「なんらかの方法でライターを倒せば･･･」
七海「なんらかの方法って？」
終里「”見えない糸”を使ったとか･･･」
ソニア「もしくは”扉が開いた”きっかけで･･･」
A『それが真実だよ！きっと･･･”モノクマさんのパネル”を使ったんだよ』
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作者名：メロン | 作成日時：2024年3月28日 17時
