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日向side
〈学級裁判場〉
終里「もうガムテープの話なんていいって･･･いっその事、ジャンケンで決めちまえ」
A『ジャ、ジャンケンで決めなくても･･･ガムテープは拷問の前に貼られたもので･･･決定だよ』
左右田「Aさん！なんで日向の肩ばっか持つんすか･･･？あいつの事が好きなんですか！？」
A『えっと･･･//』
Aの頬は･･･赤色に染まっていた
日向「え･･･？」
ソニア「うふふ･･･良かったですね。日向さん」
終里「え！？Aって･･･日向の事が好きだったのかよ！？知らなかった･･･」
左右田「ガチなんですか！？マジなんですか！？」
左右田は泣きながら･･･Aに問いかけた
A『ちょ、ちょっと待って･･･//』
モノクマ「おい、オマエラ！･･･学級裁判は誰が犯人かを議論する為にあるんだぞ！恋バナする為にあるんじゃない！」
七海「とりあえず･･･話を戻そっか」
左右田にああ聞かれた時の･･･Aの表情に･･･
俺は目を奪われた
七海「えっと･･･私が狛枝くんの口からガムテープを剥がした時、狛枝くんの顔の血痕って･･･ガムテープの下には付いてなかったよね？」
A『凪斗の顔の血痕は･･･彼の腕の傷から飛んだものだった･･･』
日向「つまり、あのガムテープはあいつが腕を傷付けられる前から貼られてたって事だ」
七海「それに、あのガムテープって･･･口の内側に向かって皺がたくさんできてたよ･･･」
A『うん･･･きっと凪斗はガムテープの下で必死に口を動かしてたんだろうね』
九頭龍「むしろ、あのガムテープは叫び声を上げさせねー為の物か･･･って事は、やっぱ”口封じ”が目的だったんだ！」
ソニア「ですが、目的が口封じなら、あそこまで執拗に痛めつける必要はないと思います･･･」
九頭龍「きっと･･･よっぽど狛枝が憎かったんだろ･･･」
ソニア「では･･･犯人はただ苦しませる為だけに、あそこまでの事をしたと仰るのですか？」
終里｢だとしたら、正気の沙汰じゃねーな･･･そいつは狂っちまってんじゃねーのか？｣
九頭龍「それに加えてかなり狡猾なヤローだぞ。そうでなきゃ･･･現場に放火して、丸ごと証拠隠滅させるなんて真似はできっこねぇ･･･」
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作者名：メロン | 作成日時：2024年3月28日 17時
