希望の少女は笑いますXVII (ページ25)

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Aside

〈学級裁判場〉

モノクマ「さて、お喋りな狛枝クンもいなくなって、たったの7人になっちゃいましたね！」

九頭龍「･･･いいから、とっとと始めろや！」

左右田「なァ、これが最後なんだよな？本当に最後の学級裁判なんだよなッ！？」

モノクマ「うん、そうだね･･･だから･･･張り切って頑張らないとねー！」

左右田「なッ、なッ！？最後だって･･･だからそう言ったろ！？」

モノミ「･･････」

モノクマ「さてと･･･それではそろそろ始めましょうか！これが最後の学級裁判だよ！張り切ってコロシアイましょーう！！」

これが5回目の学級裁判･･･モノクマさんが言うには･･･これが最後の学級裁判

その幕が開こうとしていた

”超高校級の幸運”狛枝凪斗･･･

私の家族、幼馴染･･･好きな人でもあった･･･

彼は･･･”希望”は”絶望”なんかに負けないと証明する為なら、絶望に加担する･･･

そして･･･自分が”希望”の踏み台となる

そんな･･･ちょっと変わった思想を持っていた

でも私が怪我した時も･･･道に迷った時も･･･勉強でわからない所があった時も

昔からずっと･･･助けてくれた

そんな凪斗が･･･殺された･･･？

それをやったのが誰か･･･私には･･･信じられない

でも･･･絶対に突き止めなくちゃならない

凪斗を殺した犯人を･･･！

そして始まる･･･”希望”と”絶望”が渦巻く命がけの学級裁判のその終わりが･･･

ここから始まる･･･

【学級裁判開廷】

モノクマ｢では、最初に学級裁判の簡単な説明をしておきましょう｣

・学級裁判では「誰が犯人か？」を議論する

・その結果は私達の投票により決定される

・正しいクロを指摘できればクロだけがおしおき

・でも間違った人物をクロとした場合はクロ以外の全員がおしおき

・生き残ったクロだけにこの島から出る権利が与えられる

モノクマ「今回の犠牲者は、みんなとAさんの為に裏切り者を暴こうとしていた狛枝クンだった訳ですが･･･一体、誰が彼を殺したのでしょうかねー？」

九頭龍「つー事は･･･やっぱ、その裏切り者が犯人だろ！そいつが口封じの為に狛枝を殺したんだ！」

左右田「･･･いや、そうとは限らねーぞ」