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Aside
〈モノクマロック〉
七海「だけど、モノミの言ってた事はなんとなくわかる・・・気がするよ」
日向「とにかく・・・そろそろ行くか。最後の学級裁判へ・・・」
A『そうだね・・・私達は私達で精一杯戦わないと・・・』
七海「辿り着く先が・・・どんな絶望的な真実であってもね」
「ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・!」
モノクマさんの岩山の口から・・・エスカレーターが出てきて・・・みんなはそれに乗っていった
A『・・・私達も行こうか』
七海「・・・・・・」
私は1歩踏み出そうとした瞬間・・・七海ちゃんに手を引かれた
A『・・・どうしたの?七海ちゃん』
七海「A・・・今回の事件って今までよりも・・・謎が多いよね」
A『うん・・・そうだね。手掛かりが見つかっても・・・それが真相にどう関係してるかも・・・曖昧だよ』
七海「だからね、私達がみんなの”道標”になるんだよ」
A『道標・・・?』
七海「うん、つまりねみんなを・・・真相まで案内するって事。曖昧だけど・・・Aにはもう謎が解けてるんでしょ?」
A『そ、そうだけど・・・』
七海「大丈夫・・・私を信じて」
A『うん・・・でも、どうしてだろう・・・その言葉聞くと・・・なぜか心の底から安心する事ができる・・・』
七海「ありがとう・・・嬉しい・・・」
七海ちゃんは私の指と指の間に・・・自分の指を絡めて・・・額を突き合わせた
七海「A・・・大好き」
A『ふふっ・・・私も!』
私達は・・・そう誓い合った後・・・モノクマさんロックの中へと入っていった
〈エレベーター〉
左右田「このエレベーターも・・・これで最後なんだよな?」
九頭龍「だと、いいんだがな・・・」
七海「終わった後の事はさ・・・終わった後で心配しようよ」
ソニア「それより・・・目の前の学級裁判ですね」
九頭龍「犯人は・・・あの狛枝を殺したヤツだ・・・きっと一筋縄じゃいかねーんだろうな・・・」
ソニア「狛枝さんは・・・色々と問題のある方でしたけど裁判の時は心強いお方でした・・・」
日向「そして・・・誰よりも”Aを愛した”ヤツだったな・・・」
左右田「異常な程にな!」
A『・・・・・』
そして・・・ゆっくりと扉が開かれる
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作者名:メロン | 作成日時:2024年3月28日 17時