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Aside
〈狛枝のコテージ〉
七海「やっぱり･･･あなたがそうしたんだね」
モノクマ「本当は、そこに”17人分の”プロフィールがあるのはおかしいんだよ。だって･･･裏切り者は希望ヶ峰学園の生徒じゃなくて、未来機関に純粋培養されたスパイちゃんだからね！」
A『希望ヶ峰学園のファイルを･･･ねつ造したって事ですか？』
モノクマ「はーい！また大正解！」
七海「じゃあ･･･このファイルからは、裏切り者の正体はわからないって事だよね？･･･それは狛枝くんも同じなんだよね？」
モノクマ「まぁ･･･そうだろうね」
私達は捜査に戻った
日向「なぁ、A･･･この宝箱って･･･」
A『モノミ先生の･･･宝箱だ･･･やっぱり･･･凪斗が盗んでたんだね』
日向「中を･･･見てみるか･･･」
七海「なんか危険そうだけど･･･」
A『勝手に見ちゃっていいの･･･？』
日向「もしかしたら･･･何かの手掛かりになるかもしれないだろ」
A『そう･･･だね･･･』
日向くんが宝箱を開けると･･･中に入っていたのは･･･1冊のノートだった
日向「これだけ･･･か？なんでこんなノートだけが、大事そうに宝箱に入ってるんだ？」
私と日向くんは･･･そのノートを手に取り･･･順番にページをめくっていった
日向「まるで小学生が書いたような雑な絵と･･･やたらと汚い文字だな」
A『ふふっ･･･可愛い絵日記帳･･･』
〜1日目〜
今日はみんなと初めてお話ししました！モノクマが現れて大変な事になりました！
〜2日目〜
十神くんがリーダーになりました！色々あったせいでみんな疲れ切ってます！
七海「モノミが書いたものかな？」
日向「多分、そうだろうな。あいつにぴったりな稚拙な絵日記だ･･･」
A『ねぇ、ねぇ･･･もっと見てみようよ･･･』
日向「手掛かりとは程遠い物だぞ？これ以上･･･」
A『お願い･･･日向くん』
日向「わ、わかった･･･」
日向くんはさらにページをめくってくれた･･･
3日目･･･4日目･･･5日目･･･可愛い日記がずっと続いていた
でも･･･あるページで日向くんの手は止まった
それは”16日目”の日記だった
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作者名：メロン | 作成日時：2024年3月28日 17時
