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Aside
〈狛枝のコテージ〉
A『･･･凪斗は亡くなる前に、この毒薬を使った”なんらかの仕掛け”を作っていた･･･とか』
七海「もし、そんな物があったら大変な事になるよね。この島の全員が全滅して終わっちゃうレベルだよ」
日向「ぜ、全滅･･･？ 終わり･･･？」
再び捜査に戻り、私は･･･凪斗の本棚を見ていた
A『これって･･･希望ヶ峰学園のファイル･･･！』
日向「ホントか！？」
A『うん･･･』
私達は希望ヶ峰学園のファイルを開いた
やっぱり･･･日向くんだけの情報なんて･･･ウソだったんだよ
そこには･･･日向くん以外にも左右田くんや九頭龍くん･･･あかねにソニアさんも
亡くなったみんなのページもちゃんとあった･･･
そのファイルにはしっかり･･･17人全員分の情報が集められていた
日向「何が”俺の情報だけ”だよ･･･あいつ･･･妙なウソつきやがって･･･」
A『･･････』
日向「･･･でもなんで･･･俺が予備学科っていう事はウソじゃないんだよ。どうして･･･俺だけが”予備学科”なんだよ？」
A『日向くん･･･』
日向「どうして･･･そんな俺が、超高校級のみんなの中に混じってるんだよ？」
A『･･･きっと、その事も･･･書かれてたんだよ』
日向「･･･えっ？」
A『じゃないと･･･こんな分厚くないもん』
日向「探してみるか･･･」
私達は1ページ1ページと確認していったが･･･詳しい事が書かれているページはなかった
日向「ないな･･･」
A『うぅ･･･』
七海「2人共･･･どうしたの？」
A『希望ヶ峰学園のファイルを･･･見つけたの』
七海「それって･･･ファイナルデットルームのクリア特典で、狛枝くんとAがモノクマから貰ったヤツだね。確か、そこには日向くんのプロフィールが･･･」
日向「いや、俺のだけじゃない。ここには”この島にいる全員分”のプロフィールがあるみたいだ･･･狛枝のヤツ･･･ウソをついてたんだよ」
七海「全員分って･･･全員分？」
A『うん･･･ちゃんと17人全員のプロフィールがあるはずだよ･･･』
七海「そのファイル･･･ちょっと見せて」
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作者名：メロン | 作成日時：2024年3月28日 17時
