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Aside
〈狛枝のコテージ〉
七海「丸くて薄いアルミの紙切れかぁ･･･それってあれだね･･･未開封のマヨネーズとかを開封しているシールみたいなヤツに似てるね」
A『あ･･･よく剥がすの忘れちゃったな･･･』
日向「要は、ただのゴミって事か？」
七海「うーん･･･どうだろうね･･････」
A『多分･･･手掛かりだと思うから･･･覚えといた方がいいかも･･･』
日向「あ、あぁ･･･わかった」
その後･･･捜査に専念した
A『これ･･･冷蔵庫だ･･･』
冷蔵庫を見つけた私は･･･中を見た
水や食糧はなく･･･飴色のビンが1つ置いてあるだけだった
A『このビン･･･』
七海「A･･･？」
日向「どうかしたのか？」
A『見て･･･このラベルの英語･･･』
日向「毒殺･･･専用･･･？これって･･･！」
A『うん･･･毒薬だよ』
日向「ど、毒薬･･･ッ！」
七海「裏のラベルに注意書きがあるみたいだよ･･･読んでみよっか」
私達は裏側のラベルにある注意書きに･･･目を通した
〜毒殺専用！ モノクマ特製魔法の液体！〜
この”魔法の液体”は強力かつ即効性があるので、取扱いにはご注意ください
揮発性はそこまで高くありませんが、気化すると危ない感じになっちゃいますよ
気体になると空気より重くなります 数分で分解され、加水分解もされやすいので･･･後腐れなく毒殺する事が可能です
保存の際にはプラスチックかガラスの容器に入れて、日光には当てないように冷やしてくださいね
七海「本当に･･･毒殺の為だけに作られた化学薬品みたいだね･･･」
A『うん･･･この冷蔵庫もその毒薬を保管する為だけに･･･調達された物だったんだよ』
日向「で、でも毒薬なんて･･･狛枝のヤツはこんな物をどこで手に入れたんだ？」
七海「ドッキリハウスの･･･オクタゴンだよ」
A『中は･･･見てないんだけど･･･あそこには･･･冷蔵庫がたくさんあったんだ』
七海「この毒薬は･･･どこで使われたのかな？中身は3分の1程度しか残ってないみたいだけど･･･もしかして･･･まだ作動してない仕掛けでもあるのかな？」
日向「ま、まだ作動してない仕掛け･･･？」
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作者名：メロン | 作成日時：2024年3月28日 17時
